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1つの家族の形と愛を再確認しながら
涙が溢れました。

自由奔放だけど憎みきれない父親を演じた
ウディ・ハレルソンが最高!

IMALU(タレント)

何人であろうと
目の前の人に誠実であること
そのことが最終的に
人生に何をもたらすのか
この映画が教えてくれる

名越康文(精神科医)

人生の「泥沼」から見上げる、
「ガラスの城」の輝き。
あふれる涙で
かけがえのない日常が光り出す。
欠点を含めたその人の
「全て」を受け入れることが、
至上の愛だと教えてくれる傑作。

茂木健一郎(脳科学者)

家族の問題は乗り越えなくても、
そのままで自分らしく生きられる。

ジャネットはいまを生きる
すべての女性の分身だ。

香山リカ(精神科医)

「完璧な親」になんか、ならなくていい。
親であるあなたが一人の人間として
自分に正直に生きることで、
子どもも真に自分らしく、
自由に生きることを学ぶのだ。
子どもが人間として
成長するとはどういうことか、
深く考えさせられる映画だ。
すべての親、中高生、必見。

諸富祥彦(明治大学文学部教授)

かなわぬ夢に向けて
身勝手な生活を送る両親に振り回され、
愛という名の支配をされて育つ。
きょうだいの絆、そして
自分の道を見つけていく子どもの強さ。
それでも親への無条件の愛に
再び出会う癒しの力には感涙
する。

水島広子(精神科医 元衆議院議員)

女の子が父を乗り越えていく
悲しみと解放を描き切った、
新世代の古典。

夢の城にとどまる父親を
美化しない姿勢が素晴らしい。

柚木麻子(作家)

破天荒な子育てだけど、
「こんなパパとママが欲しかった」
と思う人が、
実はけっこういるはず。

姫野カオルコ(作家)

夢を描きながら何にも縛られず生きる、
普通じゃない家族。
それでもそこにはいつも愛情が溢れていた。
もがき、ぶつかり合い傷つきながら
それでも繋がり続ける家族の物語。

フィフィ(タレント)

子供は、どんなに喧嘩しても反抗期があっても、
やっぱり親は親なんです。
親の温もりは、
ずっと心の奥にあたたかく存在していて、
それを消すほうがよっぽど難しいと思う。

井上咲楽(タレント)

父、立川談志が亡くなって8年。
私は今、父の了見に助けられて生きている。
その了見は生きることを楽にしてくれる。
そして死さえも。もしまた会えたら?
『ありがとう』って抱きしめたい!

松岡ゆみこ(タレント)

子どもにとって偉大でヒーローだった親が、
ただの人間だと気付いてしまった時。
その落胆した心を取り戻す鍵は、
確かに蓄積されていた
親からの本物の愛情以外ない
のだと
この映画は教えてくれた。

大和田美帆(女優)

子供は親を選べない。
夢想家で社会性がなく、
極貧生活を送る両親の元に生まれたら、
子供たちはどう生きればいいのか?
愛憎に苦しみながらも両親の元から逃げ出し、
自分の人生を切り開いた主人公ジャネットは、
まさに“生還者”だ。
その勇気と必死さは想像を絶するもので、
すべての親たち、子供たちの胸に
一石を投じるだろう。

立田敦子(映画評論家)

誰もが抱える
複雑怪奇で悩ましい家族の愛憎と
自分自身に真正面から向き合った
主人公の勇気に心揺さぶられる。

破滅的な父親役のウディ・ハレルソンは、
<憎みきれない超ロクデナシ>
を演じさせたらピカイチ!

金子裕子(映画ライター)

価値観を築いてくれた人とのすべての日々を
幸せなものに変えるのは何か。
それに気づかせてくれるのは、
自分の手で人生を切り拓いたジャネット。
あなた自身のことも
見つめさせるこの勇敢なヒロインが、
きっと大好きになる。

杉谷伸子(映画ライター)

子どもは親の背を見て育ち、
その背を超えていくもの。
主張の強い毒親に翻弄されながらも
愛することをやめなかった子どもたちが
“ガラスの城”の意味に気づく瞬間に
胸に迫るものが!

山縣みどり(映画ライター)

苦いのに甘い。
殴りたいのに抱きしめたかった。
そこに愛があることだけは、
少しも揺るがず信じられたから。
罪深くも愛すべきバカ親を、
この苦しい少女の葛藤を、
見つめる監督のやさしさに胸が震える。
育った境遇は、
言い訳にはならないんだなあ。
いかに生きるかは、
いかに乗り越えるか、なのだ。

若林ゆり(映画ジャーナリスト)

(順不同・敬称略)