この親子の絆に、あたたかな感動が広がっています!
――浅丘ルリ子さん(女優)
一緒にごはんを食べたり、トランプをしてくれる優しいまりこさんがそのままスクリーンに写っていました。
可愛らしい息子の忠さんと珠子さんが生きていく姿が愛おしかったです。
明日を、あかるく見せてくれてありがとう♡
――天海祐希さん(女優)
辛い事、悲しい事、悔しい事、沢山ある。
でも小さな幸せ、喜び、愛しさが、それ以上に溢れていて、胸が熱くなる。
変わる様な変わらない様な日々だけど、細くも真っ直ぐで、力強い光が射すのを感じた。
太陽の様な母親、珠子さんの元から。
そしてその光は、私まで優しく包み込んでくれた。
――風吹ジュンさん(女優)
この親子は遠い他人事ではなくお隣さんかも知れない。
多様性は社会が取り組む現代の課題として、やっとヨチヨチ歩きはじめた気がします。
その向き合い方は……幼い我が子とおもちゃのピアノの記憶に繋がりました。
みんなで成長したいですね。――石川さゆりさん(歌手)
日本中の皆が心をカサカサにしている今。
どこまでもつづく母の愛、忠さんの純粋な思い、人とのかかわり・・・
思う事ばかりでした。今、多くの人にこの映画を観てほしいと思いました。 ――内田有紀さん(女優)
珠子さんみたいに『気づくこと』が出来たら、どんな日常も愛おしくなるのかも知れません。
自分らしく歩かせてくれる珠子さんの深い愛情に心が温かくなりました。 ――北の富士勝昭さん(元横綱)
初めはかたい映画と思っていましたが笑いも有り、私の知らなかった社会をも知ることが出来ました。
錚々たる皆様に出演して頂いて甥の香太郎君は幸せでした。さらなる精進を期待します。
――綾戸智恵さん(ジャズシンガー)
子は親が思うより育ってるんや。家族はもちろん、そして学校や社会という世間に出る。
色んな人との関わりが、自立する、やなくて自立“しあう”、という時を過ごす。これ人生や。
かまいません、このフレーズ今も私の耳にある。
ゴミ出しの時、忠さんのゴミ出しは久々に映画とエンディングらしいものを見た。 ――近藤サトさん(フリーアナウンサー)
塚地さん演じる“忠さん”がチャーミングで愛しすぎる♡
でももし自分の新しい隣人が塚地武雅ではなく、“見知らぬ忠さん”だったとしたら?
優しいだけの映画ではない。なるほどすごい監督だ。 ――中野量太さん(映画監督)
これは僕らの住む町の物語だ。たぶん近所で、僕はこの二人に会ったことがある気がするから。
排除と寛容、今、人が幸せに生きるために選ぶべきはどちらなのか?
この次、二人に会えたなら、僕は一緒に、梅の木をリンボーダンスでくぐりたいな。 ――岸田奈美さん(作家)
これまでの人生で、会ったことのある人たちばかり、
話して聞いたことのある言葉ばかりがぎっしりと詰まっていました。
劇中では誰も泣いていないのに、心当たりのある涙ばかりが、わたしの頬を伝っていきました。 ――鎌田實さん(医師・作家)
軋轢や分断があふれる人間社会。全篇、あったかい。
トゲトゲしていたぼくの心がホンワカした。今こそ、観てほしい映画! ――牟田暁子さん(LITALICO発達ナビ編集長)
障害のある子の家族にとって「親なきあと」は切実です。でもまた「わが子と過ごす今このとき」もかけがえのないもの。将来への不安と、そのためにはどんなことでもしようという決意と裏腹に、今この時が愛おしく手放したくないとも思う。作品では、老いゆく母と子の揺れ動く感情、地域との軋轢とささやかな希望が描かれます。
社会は急には変われないけれど、一人ひとりと誠実に向き合えばきっと未来の幸せにつながっていく―
映画を観終わった後、そんな小さな希望の灯が心の中にともったように感じました。 ――渡部伸さん(「親なきあと」相談室主宰)
「親なきあと」は障害のある子がいる家庭の共通かつ最大のテーマ。親はずっとはめんどうはみられない、
いつかは地域におまかせするしかない。うまくいかないことも多いけど、何があっても珠子さんのようにしなやかでいたい。さて、我が家はどうしましょうか。 ――冨永由紀さん(映画ライター)
誰もが大切なものを守りながら生きているし、人は誰だって、独りきりで生きてはいない。
未来を思いながら、ささやかな幸せに満ちた今を積み重ねていく親子に共感します。
――徐昊辰さん(上海国際映画祭プログラミング・ディレクター)
“障害者への偏見や差別”、“他人や社会へ配慮しすぎる人々”。この社会はどこかズレている。
そして、コロナはその“ズレ”を更に加速させた。
和島香太郎監督は、この世の中を冷静に見つめ、力強いメッセージを出した。 皆さん、どうか“バカ”にならないでください! ※順不同