アーカイブ:2024年11月
2024.11.18
最新情報

11/18(月)に、本木雅弘さんと小泉今日子さんが登壇する公開直前イベントを実施いたしました。
2人の合図で東京タワーと、ステージ後ろに設置されたミニ東京タワー、周囲のイルミネーションがライトアップする点灯式で、本作の大ヒットを祈願しました。

登壇した本木さんは「皆さま、冷え込んだ中、お集まりいただいてありがとうございます。公開を直前に、このようなすてきなイベントに参加できることを大変うれしく思っております。まさに映画というのは、光と影で出来上がっている芸術世界ですから。この映画にピッタリだなと思って、喜んでおります。今回こうして小泉さんとプロモーションで稼働することが多いんですが、撮影で一緒に過ごした時間よりもプロモーションでご一緒できる時間の方が増えちゃったくらいなんですが、いい思い出になりそうです」とあいさつ。続く小泉も「わたしも東京タワーが大好きで。時々来ているんですけど、今日はこうして東京タワーの真下でふたりで並んで、点灯式のボタンを押せるということにワクワクしています」と笑顔を見せました。
「この映画も、いわゆる惚れた腫れたのストーリーとはちょっと違う、大人の恋愛世界ですけれども、やはり誰かを愛おしく思うということで心に明かりがともる。そういったことを味わえる作品ですので、今日はいろんな願いを込めて明かりを眺めることができるのかなと思います」と語った本木さん。小泉さんも「わたしもワクワクします。映画の中では若い頃に恋愛をしていたふたりだったので、その気持ちに戻って、今日は一緒に押しましょうね」と本木さんに呼びかけると、「がんばります!」と本木さんも笑顔で返しました。

その後はいよいよ点灯式を実施。司会者の「5秒前」からのカウントダウンとともに発せられた「点灯!」という合図で、ステージに用意された点灯ボタンを押したふたり。すると東京タワーが今日だけのクリスマスカラーに点灯し、会場のミニ東京タワー、広場のイルミネーションも次々と点灯。その幻想的な会場の様子にふたりも思わず笑顔に。そしてあらためて東京タワーのライトアップを見渡した本木さんは「やはりうれしいものですね。明かりの種類もいろいろとあってカラフルなんですね」と感心した様子。
小泉さんも「これからクリスマスに向かってお出かけする人が多いと思いますが、観に来てほしいですね。ロマンチックな気分になります」と語ると、本木さんも「なごむし、本当にジワジワ、愛にあふれています」と笑顔を見せました。
さらに本木さんが「66年の歴史を持つ東京タワーには、実はわたしたちも非常にゆかりがあるんです」と明かした通り、かつて若い頃のふたりが共演していた番組が、東京タワーの傍にあった収録スタジオで収録されていたそう。「いろんな番組で歌ったり、コントをやったりとか。いろいろそういった思い出が残っている場所であります」と懐かしそうに語りました。

そして最後に本木さんが「映画の公開もいよいよカウントダウンに入ったということで、この先は観客の皆さんにすべてを委ねるしかないということで。不安半分、期待半分という感じなんですが。わたしと小泉さんにとっては記念碑的、思い出の作品であるとともに、映画を観ると分かると思いますが、決して濃厚なラブシーンがあるとか、そういう表現があるようなラブストーリーではないけれど、多くの出会いや別れを経験してきた、大人の人が味わい、かみ締めることができる、そういうタイプの愛の物語が観られると思いますので、幅広い年齢の方に、さまざまな形で感じ入っていただきたいと思っております」とメッセージ。
小泉さんも「わたしも本木さんも10代の頃に出会って。アイドルとして出会い、そしてそれぞれの道を選んでいったのですが、でもひとりで走っている時も、横を見ると本木さんもその辺を走っているから、自分もきっと間違っていないんだなと思わせてくださるような、そんな気持ちにさせてくれる存在なんです。映画では竜次と安奈は長らく会っていなかったけど、でもずっと心の中に大事に思っている。彼がいれば頑張れるという。映画の中でもそういう存在でしたが、そういったことを倉本さんが脚本にし、若松監督が映画にしてくださったと思います。特に大人の方にはお分かりいただける、響くところがあるのではないかなと思うので、ぜひ映画を観ていただければ」と語りました。

2024.11.13
最新情報

11/23(土)に『海の沈黙』公開記念舞台挨拶付き上映を東京・TOHOシネマズ 六本木ヒルズにて開催することが決定いたしました。
下記詳細をご覧頂き、ぜひご参加下さいますようお願い申し上げます。

日時:11/23(土) 11:00の回上映後、14:30の回上映前に舞台挨拶を予定
登壇者:本木雅弘さん、石坂浩二さん、清水美砂さん、菅野恵さん、若松節朗さん(監督)
※登壇者は予告なく変更する場合がございますこと、予めご了承ください。

※11/15 17:24訂正
記事中の、登壇者一覧に誤りがございました。小泉今日子さんの登壇はございません。
記事をご覧頂きましたお客様およびご関係者の皆様には大変ご迷惑をおかけしました。
ここに深くお詫びし、訂正させていただきます。

実施劇場:TOHOシネマズ 六本木ヒルズ(東京都港区六本木6丁目10−2 六本木ヒルズ けやき坂コンプレックス)
チケット料金:2,200円(税込)
チケット販売
・先行プレリザーブ(先行抽選販売受付)
11/14(木)AM11:00~11/18(月)23:59まで
インターネット購入:https://w.pia.jp/t/uminochinmoku/
※PC・モバイル共通
※抽選結果の発表は、11/19(火)18:00以降
※インターネットのみでの受付となり、受付の際、ぴあへの会員登録が必要になります。

・一般販売:
11/20(水)AM11:00 ~11/22(金)16:00

■一般販売に関する注意事項
※インターネットでのみ販売いたします。
※決済方法はクレジットカード、後払い powered by atoneのみとなります。
※お席はお選び頂けません。

□インターネット購入
インターネット購入:https://w.pia.jp/t/uminochinmoku/
※PC・モバイル共通

《チケット購入に関するお問い合わせ》
チケットぴあヘルプ https://t.pia.jp/help/index.jsp
または「チケットぴあ」HP(https://t.pia.jp/

【注意事項】
※内容はすべて予定です。登壇者及び内容は、予告なしに変更になる場合がございます。
※悪天候及び公共交通機関の運行状況により、やむを得ず本イベントを中止させていただく場合がございます。あらかじめご了承ください。
※特別興行の為、ムビチケカード、各種割引・各種招待券は、ご使用いただけません。
※上記料金はすべて税込金額です。
※実施スクリーンにより、特別シート等追加料金が発生する場合がございます。
※全席指定・定員入替制での上映となり、専用のチケットをお持ちでない方はご覧になれません。
※転売・転用を目的としたご購入は、固くお断り致します。
※いかなる事情が生じましても、ご購入・お引換後の鑑賞券の変更や払い戻しは出来ません。
※場内でのカメラ(携帯電話を含む)・ビデオによる撮影・録画・録音等は、固くお断り致します。保安上、入場時に手荷物検査を行う場合がございますこと、予めご了承ください。
※車いすをご利用のお客様は車いすスペースでのご鑑賞となります。車いすスペースには限りがありますので、ご利用人数によっては所定のスペース以外でご鑑賞いただく場合がございます。また、イベントの内容やマスコミ取材により、所定のスペースからご移動いただく場合がございます。予めご了承ください。
※当日、マスコミ・メディアの撮影が入る場合がございます。その際、お客様が映像等に映り込む可能性がございますこと、予めご了承ください。

2024.11.05
最新情報

11/16(土)渋谷・ユーロライブにて、『海の沈黙』の公開を記念したスペシャルトークイベントを開催することが決定いたしました。

日本を代表する脚本家・倉本聰さんの最新作である本作の公開を記念して、“倉本脚本”の代名詞でもある「北の国から」を基に倉本脚本の魅力について、脚本家・坂元裕二さんと「北の国から」プロデューサーの山田良明さんが語り尽くします!

下記詳細をご覧頂き、ぜひご参加下さいますようお願い申し上げます。

日時:11/16(土)19:00~20:30 ※映画の上映は無し
登壇者:脚本家・坂元裕二さん、プロデューサー・山田良明さん
※登壇者は予告なく変更する場合がございますこと、予めご了承ください。

実施劇場:渋谷・ユーロライブ(渋谷区円山町1-5 KINOHAUS 2F)
MAP:http://eurolive.jp/access/

参加費:無料
※“倉本脚本”から学ぶことがテーマのイベントのため、倉本聰 最新作品「海の沈黙」前売鑑賞券もご購入のうえご参加下さい。
※ 入場の際に、購入した前売鑑賞券のご提示をお願いいたします。(前売鑑賞券は受付でも購入可能です)

【ご予約はこちら】
https://ticketme.io/event/ticket/c0afcab5-12ba-498f-965a-586a3631948e/ef457b78-a1e9-49d2-a117-cff00f328ebf

【「海の沈黙」前売鑑賞券発売概要】
定価:¥1,600-(税込)
※一部ムビチケ販売劇場ほか通販でも購入可能。購入については公式サイトをご確認ください。
※上映/ムビチケ発売劇場一覧はこちらからご確認頂けます
https://eigakan.org/theaterpage/schedule.php?t=uminochinmoku

【注意事項】
※内容はすべて予定です。登壇者及び内容は、予告なしに変更になる場合がございます。
※悪天候及び公共交通機関の運行状況により、やむを得ず本イベントを中止させていただく場合がございます。あらかじめご了承ください。
※上記料金はすべて税込金額です。
※転売・転用を目的としたご購入は、固くお断り致します。
※いかなる事情が生じましても、ご購入・お引換後の鑑賞券の変更や払い戻しは出来ません。
※場内でのカメラ(携帯電話を含む)・ビデオによる撮影・録画・録音等は、固くお断り致します。保安上、入場時に手荷物検査を行う場合がございますこと、予めご了承ください。
※車いすをご利用のお客様は事前にお問い合わせ頂けますと幸いです。また、イベントの内容やマスコミ取材により、所定のスペースからご移動いただく場合がございます。予めご了承ください。
※当日、マスコミ・メディアの撮影が入る場合がございます。その際、お客様が映像等に映り込む可能性がございますこと、予めご了承ください。

【お問い合わせ】
株式会社インナップ
TEL:042-340-0091
https://www.inup.co.jp/
https://www.instagram.com/inup_co_ltd/
https://x.com/inupcoltd

2024.11.01
最新情報

本作で32年ぶりの共演を果たした本木雅弘さんと小泉今日子さんが演じるのは、30数年ぶりに再会するかつての恋人同士の役。手を取り合って客席通路からステージに登壇しました。続いて中井貴一さん、石坂浩二さん、仲村トオルさん、佐野史郎さん、菅野恵さん、若松節朗監督、倉本聰さんも登壇。ある事件を機に人々の前から姿を消した天才画家・津山竜次を演じた本木さんは「こうして公開に先駆けてお披露目できることを嬉しく思います。僕にとって初めての倉本聰作品という光栄なお誘いでしたが、役者として、もがくばかりの日々でした。それでも若松監督、スタッフ、小泉さんや中井さんに救われ包容力に助けられ、なんとか出来ました」と挨拶しました。

 

原作・脚本の倉本さんは「やっと完成しました。演技者が素晴らしい。これだけ凄い人たちが集まってくれて感激しています。ゆっくりご覧になってください」と観客に語り掛けて「よく完成したなと思った」と感慨もひとしお。

 

世界的な画家であり、安奈の夫・田村修三役の石坂さんとは『ラストソング』(1994)以来約30年ぶりの共演という本木さん。「約30年前なので僕は20代。そんな距離感だったものが本作では画壇で同期のような役。自分のキャリアでそんな瞬間が来るとは思わなかった。(メイクや芝居で)必死に老けました」と振り返ると、石坂さんは「私も必死に若返ろうとしたのに本木さんはどんどん老けて。」と笑わせた。

津山竜次のかつての恋人・田村安奈を演じた小泉さんは、倉本さんの脚本に触れて「説明的な無駄なセリフがない中で、少ないセリフでどのように情感を乗せればいいのかを考えたり演じたりするのが楽しかったです」とニッコリ。小泉さんを「40年来の同志」と表す本木さんは「倉本作品というエベレストの頂きを目指すには小泉さんの胸を借りたいという気持ちがあった。そして小泉さんとの共演はこれまで仕事を続けてきた事へのご褒美のようなありがたさがあった」と喜んでいた。一方の小泉さんも「変わっていないと言えば変わっていない。16歳からいまだに自己肯定感が低い。いつも悩んで反省ばかり。だからこそこういう役が出来る。私みたいにざっくりしているとできません」と本木さんの変わらぬストイックさに目を細めていた。

 

竜次に仕える謎のフィクサー・スイケン役の中井さんは、倉本さんとは『波の盆』(1983)からの付き合いで「倉本先生から美に対する違和感に対するお話を聞いていたので、ついにそれを映画化する時が来たのかと思った」としみじみ。一方、美術鑑定の権威・清家役の仲村さんは「小泉さんとは20年前に夫婦役で共演していて、その時も小泉さんには忘れられない人がいるという設定だった。さらに(現在放送中のドラマ)「団地のふたり」では僕が小泉さんの初恋相手なのに、小泉さんはそれを忘れているという設定。なかなか僕らは上手くいかないなあ」とコメント。

 

文部大臣・桐谷役の佐野さんは「なぜ私が!と驚いたのが正直なところ。自分は場違いではないかと思ったけれど、脚本を読んで納得しました」とニヤリ。また、倉本伝説のひとつとして「一字一句脚本通りに言わせる」というものがまことしやかにささやかれていたが、これを撮影前に直接倉本に確認したという本木さん。「倉本先生は、それは噂の独り歩きだと仰って。解釈がずれていなければご自分の感じたようにおやりになればよろしいと言われた」と証言すると、佐野さんは「しまった~!台本通りに、てにをはを間違えずに言ってしまった~」と語りました。

 

小樽のバーに勤め、竜次とスイケンと交流する女性・あざみ役の菅野さんは映画初出演。「倉本先生の映画に出られるチャンスはそうないぞと。『やるか?』と言われて『やります!』と出演させていただきました」と元気はつらつ。倉本作品2回目の若松監督は「倉本さんには怖い印象があって、シナリオには間だとか音楽の入るタイミングまで書いてある。しかし今回はとても優しい倉本さんでした」と舞台裏を紹介すると、倉本は「誤解されていますねえ!僕みたいにこんなに優しい人間はいません」と柔和な表情で語りました。

 

本木さんと小泉さんが演じる、30数年ぶりに再会する元恋人同士の物語にちなんで「30数年ぶりに再会した元恋人に会ったら何と声をかけるか?」を聞くと、小泉さんは「普通に『元気だった?』と聞く」、本木さんは「あ~…誰?」、佐野さんは「変わらないね」、菅野さんは「ヤッホー!」、仲村さんは「声をかけないと思う。会釈くらいかな」、中井さんは「ゆっくり目をそらすか、ハグするか…」、石坂さんは「健康について聞いたりするかな」と笑わせた。そして倉本さんは「越前の方で昔芸者だった人が旅館の女将になっていて…。僕は忘れていたのだけれど、向こうが両手をついて『おはるかぶりでございました』と言われたときは痺れた。それは時間を距離に変えての言葉で、このような日本語は良いなとゾクッときた」と実体験エピソードを話して、小泉さんを「素敵…」とウットリさせ、会場からも拍手が巻き起こりました。

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