アーカイブ:2024年10月
2024.10.14
最新情報

10/13(日)に、北海道・札幌において本木雅弘さん、小泉今日子さん、菅野恵さん、倉本聰さん(原作・脚本)、若松節朗監督が登壇した本作の記者会見と舞台挨拶つき先行上映を開催致しました。

午後に行われた記者会見で、倉本さんは本作の着想の元になった「永仁の壺事件」(1960年、それまで鎌倉時代の古瀬戸の傑作として国の重要文化財に指定されていた瓶子が実は、1897年生まれの陶芸家、加藤唐九郎の作品であると言われ、重要文化財の指定の解除、文部技官が引責辞任するなどの事態となった)について「(偽物だと分かると)皆が美の価値を下げてしまう風潮に納得がいかず、なんとかドラマにしたいと思っていた。」と語りました。主役・津山竜次を務めた本木さんは、北海道で記者会見・先行上映舞台挨拶を行うことについて、「北海道を皮切りにプロモーションが始まることを非常に嬉しく思います」と挨拶。「繊細さ、頑なさを秘めた難しい役で苦労しましたが、熟練の若松監督の支えもありながら、なんとか乗り切ることが出来ました」と撮影を振り返りました。

倉本聰さんの36年ぶりの最新映画に出演することについて尋ねられると、本木さんは「憧れるような魅力の詰まった作品であり、その中の竜次というキャラクターが私で成立するのか。戸惑いもありましたが、今回は“正真正銘最後の作品になる”というオファーだったので、覚悟を決めてお受けいたしました。」と語りました。竜次のかつての恋人・安奈を演じた小泉さんは倉本さんが脚本を手掛けた作品にかつて出演し、別の作品でもオファーがあったが都合がつかず出演が叶わなかった過去を明かしました。「いつかリベンジしたいという気持ちがあったので、今回お話をいただいたときにこれで心がスッキリできると思いました。60年、先生が温めてきたテーマ。先生の心に引っかかっていたものを流すタイミングでご一緒できてうれしかったです」と語りました。今回がスクリーンデビューであり、小樽で竜次と交流するバーテンダー・あざみを演じた菅野恵は「錚々たる先輩方、監督、そして倉本先生から言葉をいただきながら、まだまだ力及ばずだなと感じることもたくさんありましたが映画は本当に素敵な仕上がりになりました」と答えました。
若松監督は「監督であれば誰しもが一度は倉本聰の脚本を演出したいと願います。しかし相当厳しくやられるのだろうなという不安もありました。しかし倉本さんはとても優しいお方で、先生には背中をずいぶん押していただいて、先生の描きたかった世界観が本木さん、小泉さんたちの力を借りて出来上がったような気がします」と語りました。

夜にTOHOシネマズ すすきので行われた舞台挨拶つき先行上映では、本編上映前に観客の前に5人が登壇。北海道を舞台にした作品が地元で先行上映されるとあって、客席からは大きな拍手が沸き上がりました。
いよいよ初お披露目となる本作について倉本さんは、「俳優さんが素晴らしいです」と太鼓判。本木さんは「倉本先生の本拠地、そしてロケの思い出のある北海道でいち早く皆さんに観てもらえることを大変嬉しく思います」と挨拶。監督も「季節は今、芸術の秋。美術館や絵が好きな方たちにはとても良い映画です。そして、本木さんと小泉さんのラブストーリーにもご期待ください!」と本作で描かれるドラマをアピールしました。

本作に参加した際の気持ちを訊かれた本木さんは、「倉本作品で定説として言われている“セリフを一字一句最後まで書かれている通りに話せ”というのは、そのようにした方がよろしいのでしょうか?と伺ったら、“それはちょっと噂が1人歩きしたんだ”と。“心情に沿っていれば、感じたままにおやりになればよろしい”と仰っていただきました。」と倉本さんとの電話でのやりとりを明かしました。小泉さんは、「倉本先生が書かれたテーマにまず惹かれて、そして主演が本木さんだと聞いて、これはきっと面白く素敵な映画になるだろうなと思い参加しました」と語りました。菅野さんは、本作の豪華な出演陣について「子どもの頃から見ていた方々ばかりの中に私の名前が並ぶチャンスを貰えたので、しっかり準備して、やるぞ!という意気込みで臨みました。」と撮影を振り返りました。監督は、「HBC制作の東芝日曜劇場に倉本さんの北海道を舞台にした作品がいっぱいありまして、それが僕の教本でした。倉本さんと一緒に仕事ができるということが、監督としての誇りです。」さらに「本作でも倉本節といえるセリフもたくさん出てきます。ぜひ楽しんで貰えたらと思います」と語りました。最後に倉本さんは「皆さんがおじいさん、おばあさんになったときに、孫に昔、北海道はこうだったんだという昔話をできるような映画になればいいなと思います」と本作が長く愛される作品となることを願いイベントを締めくくりました。

2024.10.11
最新情報

10/31(木)に『海の沈黙』舞台挨拶付き先行上映を東京・TOHOシネマズ 新宿にて開催することが決定いたしました。
下記詳細をご覧頂き、ぜひご参加下さいますようお願い申し上げます。

日時:10/31(木)19:00の回 上映前にキャスト舞台挨拶を予定
登壇者:本木雅弘さん、小泉今日子さん、中井貴一さん、石坂浩二さん、仲村トオルさん、佐野史郎さん、菅野恵さん、
倉本聰さん(原作・脚本)、若松節朗さん(監督)
※登壇者は予告なく変更する場合がございますこと、予めご了承ください。

実施劇場:TOHOシネマズ 新宿
チケット料金:2,200円(税込)
チケット販売
・先行プレリザーブ(先行抽選販売受付)
10/16(水)AM11:00~10/21(月)23:59まで
インターネット購入:https://w.pia.jp/t/uminochinmoku/
※PC・モバイル共通
※抽選結果の発表は、10/22(火)18:00以降
※インターネットのみでの受付となり、受付の際、ぴあへの会員登録が必要になります。

・一般販売:
10/23(水)AM11:00 ~10/30(水)16:00

■一般販売に関する注意事項
※インターネットでのみ販売いたします。
※決済方法はクレジットカード、後払い powered by atoneのみとなります。
※お席はお選び頂けません。

□インターネット購入
インターネット購入:https://w.pia.jp/t/uminochinmoku/
※PC・モバイル共通

《チケット購入に関するお問い合わせ》
チケットぴあヘルプ https://t.pia.jp/help/index.jsp
または「チケットぴあ」HP(https://t.pia.jp/

【注意事項】
※内容はすべて予定です。登壇者及び内容は、予告なしに変更になる場合がございます。
※悪天候及び公共交通機関の運行状況により、やむを得ず本イベントを中止させていただく場合がございます。あらかじめご了承ください。
※特別興行の為、ムビチケカード、各種割引・各種招待券は、ご使用いただけません。
※上記料金はすべて税込金額です。
※実施スクリーンにより、特別シート等追加料金が発生する場合がございます。
※全席指定・定員入替制での上映となり、専用のチケットをお持ちでない方はご覧になれません。
※転売・転用を目的としたご購入は、固くお断り致します。
※いかなる事情が生じましても、ご購入・お引換後の鑑賞券の変更や払い戻しは出来ません。
※場内でのカメラ(携帯電話を含む)・ビデオによる撮影・録画・録音等は、固くお断り致します。保安上、入場時に手荷物検査を行う場合がございますこと、予めご了承ください。
※車いすをご利用のお客様は車いすスペースでのご鑑賞となります。車いすスペースには限りがありますので、ご利用人数によっては所定のスペース以外でご鑑賞いただく場合がございます。また、イベントの内容やマスコミ取材により、所定のスペースからご移動いただく場合がございます。予めご了承ください。
※当日、マスコミ・メディアの撮影が入る場合がございます。その際、お客様が映像等に映り込む可能性がございますこと、予めご了承ください。

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