11/18(月)に、本木雅弘さんと小泉今日子さんが登壇する公開直前イベントを実施いたしました。
2人の合図で東京タワーと、ステージ後ろに設置されたミニ東京タワー、周囲のイルミネーションがライトアップする点灯式で、本作の大ヒットを祈願しました。
登壇した本木さんは「皆さま、冷え込んだ中、お集まりいただいてありがとうございます。公開を直前に、このようなすてきなイベントに参加できることを大変うれしく思っております。まさに映画というのは、光と影で出来上がっている芸術世界ですから。この映画にピッタリだなと思って、喜んでおります。今回こうして小泉さんとプロモーションで稼働することが多いんですが、撮影で一緒に過ごした時間よりもプロモーションでご一緒できる時間の方が増えちゃったくらいなんですが、いい思い出になりそうです」とあいさつ。続く小泉も「わたしも東京タワーが大好きで。時々来ているんですけど、今日はこうして東京タワーの真下でふたりで並んで、点灯式のボタンを押せるということにワクワクしています」と笑顔を見せました。
「この映画も、いわゆる惚れた腫れたのストーリーとはちょっと違う、大人の恋愛世界ですけれども、やはり誰かを愛おしく思うということで心に明かりがともる。そういったことを味わえる作品ですので、今日はいろんな願いを込めて明かりを眺めることができるのかなと思います」と語った本木さん。小泉さんも「わたしもワクワクします。映画の中では若い頃に恋愛をしていたふたりだったので、その気持ちに戻って、今日は一緒に押しましょうね」と本木さんに呼びかけると、「がんばります!」と本木さんも笑顔で返しました。
その後はいよいよ点灯式を実施。司会者の「5秒前」からのカウントダウンとともに発せられた「点灯!」という合図で、ステージに用意された点灯ボタンを押したふたり。すると東京タワーが今日だけのクリスマスカラーに点灯し、会場のミニ東京タワー、広場のイルミネーションも次々と点灯。その幻想的な会場の様子にふたりも思わず笑顔に。そしてあらためて東京タワーのライトアップを見渡した本木さんは「やはりうれしいものですね。明かりの種類もいろいろとあってカラフルなんですね」と感心した様子。
小泉さんも「これからクリスマスに向かってお出かけする人が多いと思いますが、観に来てほしいですね。ロマンチックな気分になります」と語ると、本木さんも「なごむし、本当にジワジワ、愛にあふれています」と笑顔を見せました。
さらに本木さんが「66年の歴史を持つ東京タワーには、実はわたしたちも非常にゆかりがあるんです」と明かした通り、かつて若い頃のふたりが共演していた番組が、東京タワーの傍にあった収録スタジオで収録されていたそう。「いろんな番組で歌ったり、コントをやったりとか。いろいろそういった思い出が残っている場所であります」と懐かしそうに語りました。
そして最後に本木さんが「映画の公開もいよいよカウントダウンに入ったということで、この先は観客の皆さんにすべてを委ねるしかないということで。不安半分、期待半分という感じなんですが。わたしと小泉さんにとっては記念碑的、思い出の作品であるとともに、映画を観ると分かると思いますが、決して濃厚なラブシーンがあるとか、そういう表現があるようなラブストーリーではないけれど、多くの出会いや別れを経験してきた、大人の人が味わい、かみ締めることができる、そういうタイプの愛の物語が観られると思いますので、幅広い年齢の方に、さまざまな形で感じ入っていただきたいと思っております」とメッセージ。
小泉さんも「わたしも本木さんも10代の頃に出会って。アイドルとして出会い、そしてそれぞれの道を選んでいったのですが、でもひとりで走っている時も、横を見ると本木さんもその辺を走っているから、自分もきっと間違っていないんだなと思わせてくださるような、そんな気持ちにさせてくれる存在なんです。映画では竜次と安奈は長らく会っていなかったけど、でもずっと心の中に大事に思っている。彼がいれば頑張れるという。映画の中でもそういう存在でしたが、そういったことを倉本さんが脚本にし、若松監督が映画にしてくださったと思います。特に大人の方にはお分かりいただける、響くところがあるのではないかなと思うので、ぜひ映画を観ていただければ」と語りました。
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