うれしい、 楽しい、 寂しい、 怖い
そして“哀しい”を知り、 少女は大人になる

映画『ルノワール』公式サイト|絶賛公開中|鈴木唯/石田ひかり 中島歩 河合優実 坂東龍汰/リリー・フランキー/脚本・監督:早川千絵

第78回カンヌ国際映画祭 コンペティション部門出品決定
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    • 15秒①

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    監督・脚本:早川千絵 待望の最新作 第78回カンヌ国際映画祭 コンペティション部門出品決定

     長編デビュー作『PLAN 75』(22)が第75回カンヌ国際映画祭でカメラドール特別賞を受賞し、同年のアカデミー賞日本代表として選出、第63回テッサロニキ国際映画祭で、最優秀監督賞ほか3冠を受賞。第16回アジア・フィルムアワード、中国最高賞と言われる第35回金鶏奨、第58回シカゴ国際映画祭他、世界各国の映画祭で監督賞にノミネートされるなど、恐るべき評価を集めた早川千絵監督。高齢化社会が深刻化した近い将来の日本を舞台に、75歳以上の国民に生死の選択を迫る衝撃的な物語を描き、現代人に激しい警鐘を鳴らした。

     3年ぶりの最新作『ルノワール』で綴られるのは、11歳の少女が、大人の世界を覗きながら、人々の心の痛みに触れていくまでを繊細な筆致で描いた、あるひと夏の物語。死への好奇心と怯え。生きることのどうしようもない寂しさ。誰かの温もりを求める気持ち。少女の視点から浮かび上がるさまざまな感情のきらめきに、誰もが心を掻き立てられる。 

     主人公を演じる鈴木唯の瑞々しい演技と、石田ひかり、リリー・フランキーのたしかな存在感。フキが出会う大人たちには、中島歩、河合優実、坂東龍汰ら実力派が出演。2025年を代表する日本映画の傑作が誕生した。

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    子どもと大人の淡い境目をたゆたう少女 不完全な大人たちの孤独や痛みに触れた夏

    日本がバブル経済絶頂期にあった、1980年代のある夏。11歳のフキは、両親と3人で郊外に暮らしている。ときには大人たちを戸惑わせるほどの豊かな感受性をもつ彼女は、得意の想像力を膨らませながら、自由気ままな夏休みを過ごしていた。ときどき垣間見る大人の世界は複雑な事情が絡み合い、どこか滑稽で刺激的。だが、闘病中の父と、仕事に追われる母の間にはいつしか大きな溝が生まれ、フキの日常も否応なしに揺らいでいく――。

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    CAST

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      沖田フキ役鈴木唯

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      沖田詩子役石田ひかり

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      沖田圭司役リリー・フランキー

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      御前崎透役中島歩

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      北久里子役河合優実

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      濱野薫役坂東龍汰

    STAFF

    • 脚本・監督早川千絵

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    ※順不同

    • あの瞳と目が合ってしまったらきっと逃れられない。
      世界の、正しさの中にいた。
      彼女が一体何者かまだ知りもしないのに、
      また夢で会いたいと願ってしまう。
      あの子は、勇者のようだった。

      ――有村架純さん (俳優)

    • コップに水いっぱいの表面張力のように、
      つんと突いたら、いっぺんに溢れだすものを抱えた大人たち。
      何食わぬ顔した偽善も、思いがけない殺意も、おぞましい欲望も、
      かなしいほどの承認欲求も、精いっぱい抱える私たち。
      まるで低温火傷を負うように、生きることの美醜がひりひりと疼き、やがて癒されていく。
      きらきらと鈍色にひかる少女の機微によって。

      ――内田也哉子さん (文筆家)

    • 懐かしいのに、全く古臭くないのは、
      主人公が抱える、苦みも痛みも歪みも、
      そこにきちんと描かれているからだと思う。

      ――是枝裕和さん (映画監督)

    • 大人の世界に足を踏み入れた頃の自分を想い出しながら、
      主人公・フキと、早川監督と共に・・・
      ひと夏の爽やかな風、蒸し暑さを感じるスクリーンの中に入り
      楽しい旅をさせていただきました。

      ――倍賞千恵子さん (俳優)

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