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1952年、伊トスカーナ州カスティリオーン・フィオレンティーノ生まれ。1970年代からイタリアの舞台、TVドラマで活躍し、映画俳優としてはジム・ジャームッシュ監督、トム・ウェイツ、ジョン・ルーリー共演の『ダウン・バイ・ロー』(86)で脚光を浴びた。巨匠フェデリコ・フェリーニの遺作となった『ボイス・オブ・ムーン』(90)でも鮮烈な印象を残している。また、オムニバス映画『Tu mi turbi』(83)で監督デビューを果たし、『ジョニーの事情/JOHNNY2』(91)、『ロベルト・ベニーニのMr.モンスター』(94・未)では監督、主演を兼任した。そして同じく監督、主演を務め、ホロコーストの脅威にさらされた家族の姿を温かに描き上げた『ライフ・イズ・ビューティフル』(97)では、カンヌ国際映画祭グランプリ、米アカデミー賞の主演男優賞、外国語映画賞、作曲賞など数多くの賞に輝き、世界的な絶賛を博した。そのほかの主な出演作には『ナイト・オン・ザ・プラネット』(91)、『ピンク・パンサーの息子』(93・未)、『ピノッキオ』(02/監督も)、『フェリーニ 大いなる嘘つき』(02)、『コーヒー&シガレッツ』(03)、『人生は、奇跡の詩』(05/監督も)、『ローマでアモーレ』(12)などがある。
2010年、伊ローマ生まれ。ジェンナーロ・ヌンツィアンテ監督のコメディ『Viva!公務員』(15)でデビュー。同作品ではケッコ・ザローネ扮する主人公の幼少期を印象的に演じた。その後はTVシリーズ「Squadra mobile 」(17)、「Don Matteo」(18)に出演。本作でピノッキオ役を演じた後は、『Tutti per 1 - 1 per tutti』(20)、『Maledetta primavera』(20)、『Non mi uccidere』(21)などの映画に出演している。
1958年、伊バジリカータ州ラウリーア生まれ。大学に通うために移り住んだローマで演劇界に身を投じ、俳優としてのキャリアをスタートさせた。『Il male oscuro』(90)で映画デビュー。日本で公開された主な出演作には、監督も兼任した『南部のささやかな商売』(13・未)、『どうってことないさ』(16・未)、パオロ・ジェノヴェーゼ監督のミステリアスな人間ドラマ『ザ・プレイス 運命の交差点』(17)がある。なお、2012年製作のアニメーション『Pinocchio』でも人形劇一座の親方役で声の出演をした。
1965年、伊トスカーナ州フィレンツェ生まれ。エンターテインメント業界におけるキャリアをテレビ番組でスタートさせ、『Benvenuti in casa Gori』(90)で映画デビュー。日本で公開された主な出演作にはダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞の助演男優賞にノミネートされた『踊れトスカーナ!』(96)、『ナポレオンの愛人』(06・未)、『五日物語 -3つの王国と3人の女-』(15)がある。また、マッテオ・ガローネ監督との共同で本作の脚本を執筆しており、ダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞の脚色賞にノミネートされた。
1991年、仏パリ生まれ。15歳の時にスカウトされ、イヴ・サンローランの香水のイメージモデルを務めるなど、数々のトップブランドの広告に出演。劇中でモデルを演じた『フランス、幸せのメソッド』(11)で映画デビューを果たす。その後、本格的に女優業に取り組み、フランソワ・オゾン監督の『17歳』(13)では名門高校に通いながら危険な売春に手を染めていく主人公の少女を演じ、セザール賞の有望若手女優賞にノミネート。再びオゾン監督と組んだ官能的なミステリー劇『2重螺旋の恋人』(17)でも主演を務めた。
1968年、伊ローマ生まれ。『Terra di mezzo』(96)で長編デビュー。長編第4作『剥製師』(02・未)でダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞の脚本賞、助演女優賞を受賞した。ロベルト・サヴィアーニのベストセラー「死都ゴモラ」を原作とする犯罪映画『ゴモラ』(08)が、初めてカンヌ国際映画祭コンペティション部門に出品され、グランプリを受賞。さらにヨーロッパ映画賞5部門、ダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞7部門を独占するなど、ガローネ監督の名を世界中に知らしめた。続く『リアリティー』(12・未)はリアリティー番組に憧れる男を主人公にした寓話的な作品で、再びカンヌのコンペティション部門でグランプリを受賞している。17世紀のおとぎ話「ペンタメローネ 五日物語」を映画化したファンタジー『五日物語 -3つの王国と3人の女-』(15)では、ダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞7部門を受賞。海辺の町で犬のトリミングサロンを営む男が不穏な事態に陥っていくサスペンス映画『ドッグマン』(18)では、主演男優マルチェロ・フォンテがカンヌの男優賞に輝いた。2020年、クリスチャン・ディオールの秋冬オートクチュール・コレクションに向けて幻想的な短編を制作、そのファンタジーなクリエーションはファッション界をも魅了した。
1990年代半ばから数多くの長編映画、短編、TVシリーズの撮影監督を務めている。マッテオ・ガローネ監督と初めて組んだ『ドッグマン』(18)でダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞の撮影賞を受賞。本作でも同賞にノミネートされた。そのほかに日本に紹介された作品には、カラドッグ・ジェームズ監督のSF映画『ザ・マシーン』(13)がある。最近では、ガローネ監督がクリスチャン・ディオールからのオファーを受けた短編『Le mythe Dior』(20)、『Le château du tarot』(21)の撮影も手がけている。
キャリア初期の作品にはアート・ディレクターを務めた『ギャング・オブ・ニューヨーク』(01)などがあり、プロダクション・デザイナーとして初めてクレジットされた作品は『ゲームメイカー 消えたジグソーパズルと巨大迷路の秘密』(14・未)。マッテオ・ガローネ監督と組んだ『五日物語 -3つの王国と3人の女-』(15)、『ドッグマン』(18)と本作の3作品で、いずれもダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞の美術賞を受賞している。
キャリアの初期に『ヴァン・ヘルシング』(04)、『ブラザーズ・グリム』(05)などの衣装部門に助手として携わり、2008年以降、数多くの話題作の衣装デザイナーを務めている。マッテオ・ガローネ監督と組んだ『五日物語 -3つの王国と3人の女-』(15)でダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞の衣装デザイン賞を初受賞。その後は『切り離せないふたり』(16・未)、『Riccardo va all’inferno』(17)、『ミス・マルクス』(20)と本作の4作品で同部門を受賞しており、『ドッグマン』(18)でもノミネートされた。そのほかの主な作品は『レオナルド・ダ・ヴィンチ 美と知の迷宮』(15)、『ロング,ロングバケーション』(17)、『オフィーリア 奪われた王国』(18・未)、『ワン・モア・ライフ!』(19)など。本作で初めて米アカデミー賞衣装デザイン賞にノミネートされた。
本作で米アカデミー賞メイクアップ&ヘアスタイリング賞にノミネート。それ以前には『マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙』(11)で同メイクアップ賞、『グランド・ブダペスト・ホテル』(13)で同メイクアップ&ヘアスタイリング賞を受賞している。そのほかにも数多くの話題作に携わっており、主な作品には、『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1』(10)、『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』(11)、『007 スペクター』(15)、『ボヘミアン・ラプソディ』(18)、『サスペリア』(18)、『ジュラシック・ワールド/炎の王国』(18)、『イエスタデイ』(19)、『ワンダーウーマン 1984』(20)などがある。