MaXXXine マキシーン

6.6 FRI 公開

華やかな80'sハリウッドの暗黒面を描くスターダム・スリラー

監督・脚本:タイ・ウェスト

出演:ミア・ゴス、ケビン・ベーコン、ジャンカルロ・エスポジート、エリザベス・デビッキ、モーゼス・サムニー、リリー・コリンズ

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マキシーンへの愛を語る︕2ショットインタビュー映像解禁

この度、解禁されたのは、マキシーンの才能を⾒出し、⾃⾝が⼿掛ける作品の主演に⼤抜擢し、ホラー映画を⼼から愛する映画監督エリザベス・ベンダーを演じたエリザベス・デビッキと、6 年前、マキシーンの⾝に起きた猟奇的殺⼈事件の真相を知る謎の私⽴探偵を演じたケヴィン・ベーコンという、マキシーンにとって光と闇のように相反する存在となる重要なキャラクターを演じた⼆⼈の貴重な2ショットインタビュー映像。

本シリーズの前2作『X エックス』『Pearl パール』、ともに鑑賞済みだったことを明かすのはケヴィン・・ベーコン。「監督と話してみたくて、僕から連絡したんだ」と振り返り「当時は3部作のことは何も知らなかったけど、彼が『MaXXXine マキシーン』を撮影するってなった時『君に合う役があるかもしれない』と念願の出演だったことを明かしました。
⼀⽅、ホラー映画を観る習慣がなかったというエリザベス・デビッキは「今作を撮ってから変わった」。脚本を受け取った時は「『ザ・クラウン』の撮影中だった」と⾔い、その脚本は「その時やっていた役と何もかも違ってた」と思い返しながら「脚本は⾯⽩くて、まるで薬のようだったわ」と告⽩、<超脚本家オタク>を⾃称する⾃⾝にとっても「本当によく書けてる」と称賛。「今ですら⼥性監督が映画を作るために資⾦を集めるのは難しい」――そんな現実を語るデビッキにとって、1980年代という時代設定はさらに重みを持った。当時の⼥性監督の⽴場についてさまざまなリサーチを重ね「きっと“ガラスの天井”があっただろうなと想像できた」と話しました。そして⾃⾝の演じたエリザベス・ベンダーというキャラクターが「当時の⼥性監督たちに敬意を表す存在であると理解していた」とし、監督ではなかったが「⽿の痛くなるような話をしてくれる⼈は実際にいたの。若い⼥優にとって、とてもありがたい存在だった」。そして「多分私の役には、ハリウッドで経験してきた苛⽴ちや何年も抑圧されてきたものが出ている気がする」と⾔及。
ケヴィン・・ベーコンにとっても、今作は特別な体験となったらしく、若者の反抗と⾃由を描き、⾃⾝の出世作となった『フットルース』が公開されたのも、本作の舞台の1年前となる1984年。「本当に映画のあの世界に僕がいたかもしれない」「もしかしたら(エリザベス・デビッキ演じるエリザベス・ベンダー監督の劇中映画)『ピューリタン』に出ていたかもしれないからね。今作を撮影した時は流⽯に懐
かしい気持ちになった」と明かしました。
アメリカでは若い世代を中⼼に、アンチヒロインとしてパールとマキシーンがアイコン的存在となっているが、その理由についてデビッキは「彼⼥を⾒ると安⼼するし、元気が出るからだと思う」「マキシーンは⾃分が⽣き残るために頭を使うので、とても気持ちがいいのよ。絶対にバカみたいなことはしないから、⼈気の理由はそこにあると思う」と分析。そしてジャーナリストたちは彼⼥を「アンチヒーロー」と呼んでいるようだけど、私は彼⼥をアンチヒーローというよりこの3部作にとっての最⾼のヒロインだと思ってるの」「だって彼⼥は⾒ていて楽しいもの、⼤好きなキャラクターよ。1985年に⽣きてたら、彼⼥の友達になりたかった」と、マキシーンへの深い愛情を語ってくれました!