星と月は天の穴

2025年12月19日(金)テアトル新宿ほかにて全国ロードショー

綾野剛
咲耶  岬あかり 吉岡睦雄 MINAMO 原一男 / 柄本佑 / 宮下順子  田中麗奈
 
脚本・監督 荒井晴彦
原作 吉行淳之介「星と月は天の穴」(講談社文芸文庫)


エグゼクティブプロデューサー:小西啓介 プロデューサー:清水真由美 田辺隆史 ラインプロデューサー:金森 保 助監督:竹田正明
撮影:川上皓市 新家子美穂 照明:川井 稔 録音:深田 晃 美術:原田恭明 装飾:寺尾 淳 編集:洲﨑千恵子
衣裳デザイン:小笠原吉恵 ヘアメイク:永江三千子 インティマシーコーディネーター:西山ももこ 制作担当:刈屋真 キャスティングプロデューサー:杉野 剛
音楽:下田逸郎 主題歌:松井 文 写真:野村佐紀子 松山仁 アソシエイトプロデューサー:諸田創 
製作・配給:ハピネットファントム・スタジオ 制作プロダクション:キリシマ一九四五 制作協力:メディアミックス・ジャパン ©2025「星と月は天の穴」製作委員会


NEWS

NEW! 綾野剛演じる作家・矢添の“こじらせ日常”新動画、場面写真 解禁

2025/11/20 15:00 up!

「街を一緒に散歩してくれればいい。部屋の中でのつき合いは、いらないというわけだ」

執筆する恋愛小説に自身を投影、「精神的な愛の可能性」を探求する作家・矢添の日常

 

   

 

 妻に捨てられた過去を持つ矢添は、執筆する恋愛小説の主人公に自身を投影し、「精神的な愛の可能性」を探求している。
劇中では、矢添の書く小説が映像として映し出されているが、【矢添自身を投影している小説の主人公A】も矢添と同じく綾野剛が演じている。


「街を一緒に散歩してくれればいい。部屋の中でのつき合いはいらないというわけだ。」――素直に一緒にいたいと言えないなんともこじらせたセリフ。矢添と小説の中のA。当然ながら思考は似ているが、ちょっとしたしぐさの違いにそれぞれのクセが見え隠れするのが味わい深い。

そんな矢添の日常に絡む大学生・紀子(咲耶)や、なじみの娼婦・千枝子(田中麗奈)、小説の中のAと対するB子(岬あかり)・・・女性たちは、そんな彼の心のうちを見抜いているかのように、彼の言葉を受け流し、彼を凌駕していく――。


場面カットではさらに矢添の一人暮らしの日常生活にフォーカス。1960年代という時代設定にリアリティを与える昭和レトロの美術セット、そして“目は口ほどにものを言う”を体現している綾野剛の瞳にも要注目だ。

 

女を愛することを恐れる一方、愛されたい願望をこじらせる40代小説家の日常、続報もお楽しみに