箱男

2024年 全国公開

永瀬正敏 浅野忠信 白本彩奈 AND 佐藤浩市 
渋川清彦 中村優子 川瀬陽太
監督:石井岳龍
原作:安部公房「箱男」(新潮社刊)

脚本:いながききよたか、石井岳龍
製作幹事・配給:ハピネットファントム・スタジオ
製作:映画『箱男』製作委員会
制作プロダクション:コギトワークス
プロデューサー:小西啓介、関友彦
ⓒ2024 The Box Man Film Partners


NEWS

【重要】8/31(土)〜9/2(月) 『箱男』 舞台挨拶中止のお知らせ

2024/08/30 18:00 up!

8月31日(土)にユナイテッド・シネマ キャナルシティ13

9月1日(日)にイオンシネマ岡山/Kinocinema神戸国際/大阪ステーションシティシネマ

9月2日(月)にMOVIX京都/伏見ミリオン座で開催を予定しておりました「箱男」の舞台挨拶は、

台風10号の接近に伴う悪天候が予想されることから、ご来場のお客様と登壇者の安全を第一に考慮して、

中止とさせていただくことを決定いたしました。

 

楽しみにされておりました皆様には、多大なご迷惑をおかけいたしますこと、心よりお詫び申し上げます。

なお、ご購入済みのチケットの払い戻しに関しましては、各劇場へお問い合わせください。

 

◼️ユナイテッド・シネマキャナルシティ13

 

■イオンシネマ岡山

 

■Kinocinema神戸国際

 

■大阪ステーションシティシネマ

 

■MOVIX京都

 

■伏見ミリオン座

 

何卒ご理解を賜りますようお願い申し上げます。

 

映画『箱男』舞台挨拶 全国6劇場にて開催決定!

2024/08/27 18:00 up!

お待たせをいたしました。

映画「箱男」、全国6劇場にて舞台挨拶の開催が決定いたしました!

お近くの皆様、ぜひご来場をお待ちしております。

 

■登壇者:石井岳龍監督、永瀬正敏さん

※登壇者は予告なく変更する場合がございますこと、予めご了承ください。

 

■チケット料金:通常料金/全席指定(各種割引可)

※ムビチケ利用可

※各種ご招待券、無料券の使用不可。

 

■会場:ユナイテッド・シネマ キャナルシティ13  

■日時:8月31日(土) 11:50の回 上映後

■チケット販売

*ユナイテッド・シネマ キャナルシティ13 劇場WEBサイト/窓口にて販売予定ですが、
台風10号接近に伴い、チケット販売を一時見合わせ、新たな販売開始日が決定次第、劇場ホームページにてご案内いたします。ご来場予定のお客様にはご迷惑をお掛けいたしますが、何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。

 

■会場:イオンシネマ岡山

■日時:9月1日(日) 11:20の回 上映後

■チケット販売

〈WEB〉:イオンシネマ岡山  劇場WEBサイトにて

8/28(水)0:00~(8/27(火)24:00~)

 

〈劇場窓口〉:8月28日(水)劇場オープン時

※インターネット販売で完売になった場合は、窓口販売はございませんのでご注意ください。

 

■会場:kinocinema神戸国際

■日時:9月1日(日) 14:20の回 上映後

■チケット販売

〈WEB〉:kinocinema神戸国際  劇場WEBサイトにて

8/28(水)0:00~(8/27(火)24:00~)

 

〈劇場窓口〉:8月28日(水)劇場オープン時

※インターネット販売で完売になった場合は、窓口販売はございませんのでご注意ください。

 

■会場:大阪ステーションシティシネマ

■日時:9月1日(日) 16:15の回 上映後

■チケット販売

〈WEB〉:大阪ステーションシティシネマ  劇場WEBサイトにて

 

8月28日(水)24:00 〜(8月29日(木)0:00〜)*変更になりました

〈劇場窓口〉:8月29日(木)劇場オープン時 *変更になりました

※インターネット販売で完売になった場合は、窓口販売はございませんのでご注意ください。

 

■会場:MOVIX京都

■日時:9月2日(月) 11:15の回 上映後

■チケット販売

〈WEB〉:MOVIX京都  劇場WEBサイトにて

8/28(水)0:00~(8/27(火)24:00~)

 

〈劇場窓口〉:8月28日(水)劇場オープン時

※インターネット販売で完売になった場合は、窓口販売はございませんのでご注意ください。

 

■会場:伏見ミリオン座

■日時:9月2日(月) 14:50の回 上映後

■チケット販売

〈WEB〉:伏見ミリオン座  劇場WEBサイトにて

8/28(水)正午~

 

〈劇場窓口〉:8月28日(水)正午~

 

 

【注意事項】

※本作品はPG12作品です。小学生以下のお子様にとっては不適切な表現が一部含まれています。

小学生以下のお子様が視聴する際、保護者の助言・指導が必要です。

※内容はすべて予定です。登壇者及び内容は、予告なしに変更になる場合がございます。

※悪天候及び公共交通機関の運行状況により、やむを得ず本イベントを中止させていただく場合がございます。あらかじめご了承ください。

※特別興行の為、各種招待券は、ご使用いただけません。

※全席指定・定員入替制です。

※転売・転用を目的としたご購入は、固くお断り致します。

※いかなる事情が生じましても、ご購入・お引換後の鑑賞券の変更や払い戻しは出来ません。

※いかなる場合においてもイベント中の途中入場はお断りさせて頂きますので、ご了承ください。

※場内でのカメラ(携帯電話を含む)・ビデオによる撮影・録画・録音等は、固くお断り致します。保安上、入場時に手荷物検査を行う場合がございますこと、予めご了承ください。

※車いすをご利用のお客様は車いすスペースでのご鑑賞となります。車いすスペースには限りがありますので、ご利用人数によっては所定のスペース以外でご鑑賞いただく場合がございます。また、イベントの内容やマスコミ取材により、所定のスペースからご移動いただく場合がございます。予めご了承ください。

※当日、マスコミ・メディアの撮影が入る場合がございます。その際、お客様が映像等に映り込む可能性がございますこと、予めご了承ください。

27年越しに悲願の完成&劇場公開!「箱男」公開記念舞台挨拶レポート

2024/08/24 15:44 up!

作家・安部公房による同名小説を『狂い咲きサンダーロード』『パンク侍、斬られて候』の石井岳龍監督が念願の映画化にこぎつけた『箱男』がついに公開となった。公開翌日となる8月24日(土)には都内映画館で公開記念舞台挨拶が実施され、主演の永瀬正敏、共演の浅野忠信、白本彩奈、佐藤浩市、そして石井岳龍監督が登壇した。

27年前にドイツでのクランクイン前日に撮影が頓挫するという悲劇を経て、安部公房生誕100年の今年、悲願の完成&公開となった本作。主人公・“わたし”役の永瀬は念願の封切りに「言葉にならないですね。本当に感無量です」と喜びを噛み締めていた。

石井監督は51年も前の原作を映画化したことに「ストーリーも映画にしたら面白いと思ったけれど、何よりも箱男というキャラクターが凄い。映画的に絶対に面白くなると確信して憑りつかれました」と世界観にゾッコン。永瀬も「原作に現実世界が近づいてきた気がする。安部さんは預言者ではないか。観客の理解度も27年前よりも深くなって、それを感じてくれる人が当時よりも増えるのではないかと思う」と27年という歳月は必要な時間だったと述べた。さらに、箱男殺害の完全犯罪を目論む軍医役の佐藤も27年前当時キャステイングされていた一人で、「当時に比べて今は情報量が広がっているのに、何かが凄く狭くなっている社会になっている。原作が生まれた51年前と27年前と今と、その変遷が非常に興味深い」と2024年に公開される意味を考察した。

また、わたしの宿敵となるニセ医者役の浅野は、今回の抜擢について「27年前に頓挫したものが復活したことにビックリしたし、期待もあった。皆さんが27年間温めていた想いに乗り遅れないよう、思い切りやりました」と意気込み十分。ニセ医者が開く安部医院で看護師を務める葉子役の白本は「今回の参加は恐れ多かったですが、オーディションの段階から心は固めていたので、浅野さんと同じようにやるぞ!という気持ちでいました」と気合をみなぎらせていた。

27年の時を経て再び箱をかぶった永瀬だが「実際にかぶってみると色々な気持ちになる。安心感もあるし恐怖感もある。皆さんにも是非一度体感してもらいたい。街中でかぶるのはさすがにまずいけれど…」と太鼓判。撮影中は「暑い!浅野君は箱の中でほぼパンイチでいたけれど、その気持ちがわかるくらい暑かった」と苦労もあったという。その浅野は箱をかぶった感想を聞かれると「箱の中に入ると皆が僕の存在を忘れてくれる。誰にも相手にされない。でもそれが心地よくなって、そこで箱男の気持ちを理解しました。見られないのは心地が良いし、誰も相手にしてくれないので中でパンツを脱いでも気づかれない」と話すと会場からは笑いが起きていた。しかし、箱男になった永瀬とは不思議とアイコンタクトが取れていたそうで、永瀬は「俺だけ気づいたりして。箱男同士、何かが目覚める」と経験者同士わかり合っていた。一方、佐藤も箱の中に入ったそうだが「あの箱は僕サイズに出来てはいな

いので、目線の高さが合わずに苦労しました。箱をかぶった中での動きは想像できないくらいキツイ。(永瀬と浅野の)二人は大変だったと思う」と労っていた。

 

最後に石井監督は、27年越しに完成させた『箱男』について「自分にとって『箱男』とは何か?それはわからない。わからないというその謎が惹きつけているんだと思う。映画とは見ていただいた一人一人の心の中で作るものだと思うので、皆さんの中で見えた“箱男とは何か?”を教えてもらいたい」と反響に期待。永瀬は「映画の最後の最後に一つの問いかけがあります。見ていただいた方にはそれでわかってもらえるはず。原作では“わたし”ではなく“僕”と書かれていますが、映画では“わたし”です。“わたし”とは男女問わずに使うものなので、箱女もあるということ。そして石井監督はご自身の事を“僕”でも“俺”でもなく、“わたし”と喋る。石井監督こそ『箱男』なのではないかと思います」と鋭く分析していた。

『箱男』公開記念『ELECTRIC DRAGON 80000V』特別上映イベントに、永瀬正敏&石井岳龍監督 登壇!

2024/08/19 14:46 up!

8月18日(日)に、都内・ユーロスペースにて、石井岳龍監督作品で、永瀬正敏・浅野忠信出演の『ELECTRIC DRAGON 80000V』の特別上映が行われた。

本作は、幼いころ事故に遭い体に電気をため込んだ・竜眼寺盛尊(浅野忠信)が、同じ特殊体質の男・雷電仏蔵(永瀬正敏)と出会い、怒濤の電気バトルを繰り広げるアクション作品。満員となった本作の上映後、観客の熱気が冷めやまぬなか登壇した永瀬は「また皆さんに観ていただいてとても嬉しいです。耳とか脳みそ、ボーンってなってませんか?」とド派手な音楽が使われる本作に触れつつ感謝の気持ちを伝えた。石井監督は「記念すべき永瀬・浅野対決の第一弾。こうやって、また皆さんに劇場で見ていただけることが何より嬉しいです」と熱い気持ちを述べた。

さっそく『ELECTRIC DRAGON 80000V』の舞台裏の話となると、石井監督は「とんでもなく大変な撮影だった」と当時を振り返る。永瀬は、雷電仏蔵という顔の半分が仏像である役柄。当時を監督と振り返り、顔のメイクが影響して固形物を食べられず飲み物はストローを使って飲んでいたことを明かした。また、監督は「緊張していましたね。当時、箱男が悲しい結果に終わってしまい次に出来上がる映画が本作や「五条霊戦記//GOJOE」だったので、“いい仕事をしたい”とすごく力が入っていた」と、27年前に急遽頓挫した『箱男』後の作品ということもあり、特別な気持ちで本作に臨んでいたことを明かした。

着想のもとは、“2人(永瀬正敏と浅野忠信)が戦う映画を撮りたい”という気持ちからだったと話す石井監督。本来、本作はイントロダクションであり、続編を作るつもりだったのだという。「永瀬さんは半分だけ仏像だったので、次は全身から始まる。その後だんだん人間に戻ってくる」という構想を伝えると、永瀬は間髪入れずに「お任せください」と即答。会場の笑いを誘っていた。

さらに、浅野忠信との共演について永瀬は、「毎回楽しみですよね。僕が台本を読んで想像していたものと、違う方向からのアプローチを必ず彼はする。そうすると仏蔵も箱男もリアクションが変わっていくんですよ。それが毎回すごい楽しみですね。同じことをしない。戦ってばかりですけど普段は仲良しなんですよ?」とも語った。

『ELECTRIC DRAGON 80000V』や今週23日(金)にいよいよ公開を迎える映画『箱男』のほか、多くの作品でタッグを組む永瀬と石井監督、トーク内容は別作品での裏話に。監督が永瀬との作品で記憶に残っているのは『私立探偵 濱マイク』だという。「テレビドラマの1話分なんですけど、私の監督仕事史上1番大変だった。大変だったということは面白かったということなんですけどね、ものすごい濃い仕事だった」と明かした。さらに、『パンク侍、斬られて候』では人間の言葉を話すサル・出臼という役柄に全身メイクで臨んだ永瀬。「監督には、最初気を遣っていただいたんですよね。 “京劇みたいなメイクでも大丈夫ですよ”と言っていただいたんですけど、僕の方から全身やらせてと言いました。箱男でも箱かぶってますけど、とても暑かったですね」と話し、冷水が衣裳内を流れるような仕様にして演技に臨んでいたことを明かした。

様々な役柄を永瀬にオファーしてきた石井監督は「永瀬さんとの仕事は、たとえちょっとした役でも“薄い仕事”はないですね。めったにリクエストされないんですけど、言うときは非常に的を得ている。毎回とても楽しみですし、1本も同じような役はないですよね」と話す。さらに永瀬の存在については「超越した方。人間性と超越性を具現化してくれる、着地させてくれるという絶大な信頼があり、甘えているかもしれないです(笑)」とも語ると、永瀬は恐縮している様子だった。

そして、今週23日(金)に公開を迎える『箱男』も27年越しとなる永瀬と石井監督によるタッグ作品。石井監督は「集大成と言いますか、やっぱりこれを永瀬さんと一緒にやりたかった。やはり箱男が作りたかったっていうのは本音中の本音です。ようやくスタート地点に戻れたという気がしています」と語った。永瀬も「いやぁやっとですね。本当にいろいろ…」とこれまでの長い道のりに思いをはせる。そして、「何回も観ていただければと思います。何度も舞台挨拶もやりたいですね」と話すと、客席からは大きな拍手が沸き起こった。

「箱男」アートポスターが到着!

2024/08/15 15:00 up!

様々な形で「箱男」の世界観を堪能できるアートポスターが4種公開されました。

「パターソン」(ジム・ジャームッシュ監督、16年)、「ミッドサマー」(アリ・アスター監督、19年)、「カモン カモン」(マイク・ミルズ監督、21年)、「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」(ダニエル・クワン&ダニエル・シャイナート監督、22年)などで知られる大島衣提亜によるデザイン。

 

写真家でもある永瀬正敏が撮影した「箱男」。誰もいない商店街に鎮座する箱男が、まるで全てを物語っているかのよう。

浅野忠信によるイラストの「箱男」。今にも歩き出しそうな味わいある箱男が描かれる。

郵便ポストと木の間にすっぽり挟まった「箱男」。街に溶け込む一方で、なぜか可笑しさを感じてしまう1枚

海岸に佇む「わたし」のまわりに箱の絵が施されたもの。箱の中にいる「わたし」の表情が分からないが故に想像力を掻き立てる。

「箱男」× NEGHBORHOOD コラボTシャツ発売決定!

2024/08/15 15:00 up!

日本国内のみならず、海外のセレクトショップにもマーケットを拡大しているNEIGHBORHOODと映画『箱男』のコラボが決定!

8月16日より「映画箱男公開記念コラボレーションTEE」が数量限定で販売される。

 

NEIGHBORHOOD クリエイティブ・ディレクター滝沢伸介氏からのコメント

「原作では難解過ぎてぼんやりしていた頭の中のイメージが、やっと実現したこの映像化で解決したり、更に混乱したりもしていますが、監督、キャスト、時代性、など全てがハマった問題作であり、既にマスターピースなのでは。今回NEIGHBORHOODとしてデザインさせていただいたTシャツは、箱男フィーチャーの直球勝負となっています。」

映画箱男公開記念コラボレーションTEE「NH X THE BOX MAN . TEE SS」概要

販路: NEIGHBORHOOD EC 

販売数: 100枚(予定)限定

販売価格: ¥10,000(税抜)

発売日: 8/16(金)

映画『箱男』 公開記念舞台挨拶の実施が決定いたしました

2024/08/09 16:00 up!

『箱男』公開記念舞台挨拶 新宿ピカデリー、ユーロスペースにて開催決定!

 

【新宿ピカデリ―】(新宿区新宿3丁目15-15)

■日時:8月24日(土) 9:00の回 上映前

 

■登壇者:永瀬正敏さん、浅野忠信さん、白本彩奈さん、佐藤浩市さん、石井岳龍監督

※登壇者は予告なく変更する場合がございますこと、予めご了承ください。

 

■チケット料金:通常料金/全席指定(各種割引、ムビチケ使用可)

※各種ご招待券、無料券の使用不可。

 

■チケット販売

〈WEB〉:新宿ピカデリー 劇場WEBサイトにて

8月18日(日)0:00~(=8月17日(土)24:00~)

 

〈劇場窓口〉:8月18日(日)劇場オープン時

※インターネット販売で完売になった場合は、窓口販売はございませんのでご注意ください。

 

【ユーロスペース】(渋谷区円山町1-5 KINOHAUS 3F)

■日時:8月24日(土) 10:45の回 上映前

■登壇者:永瀬正敏さん、浅野忠信さん、白本彩奈さん、佐藤浩市さん、石井岳龍監督

※登壇者は予告なく変更する場合がございますこと、予めご了承ください。

 

■チケット料金:通常料金/全席指定(各種割引、ムビチケ使用可)

※各種ご招待券、無料券の使用不可。

 

■チケット販売

〈WEB〉:ユーロスペース 劇場WEBサイトにて

8月21日(水)0:00~(=8月20日(火)24:00~)

 

〈劇場窓口〉:8月21日(水)劇場オープン時

※インターネット販売で完売になった場合は、窓口販売はございませんのでご注意ください。

 

【注意事項】

※本作品はPG12作品です。小学生以下のお子様にとっては不適切な表現が一部含まれています。

小学生以下のお子様が視聴する際、保護者の助言・指導が必要です。

※内容はすべて予定です。登壇者及び内容は、予告なしに変更になる場合がございます。

※悪天候及び公共交通機関の運行状況により、やむを得ず本イベントを中止させていただく場合がございます。あらかじめご了承ください。

※特別興行の為、各種招待券は、ご使用いただけません。

※全席指定・定員入替制です。

※転売・転用を目的としたご購入は、固くお断り致します。

※いかなる事情が生じましても、ご購入・お引換後の鑑賞券の変更や払い戻しは出来ません。

※いかなる場合においてもイベント中の途中入場はお断りさせて頂きますので、ご了承ください。

※場内でのカメラ(携帯電話を含む)・ビデオによる撮影・録画・録音等は、固くお断り致します。保安上、入場時に手荷物検査を行う場合がございますこと、予めご了承ください。

※車いすをご利用のお客様は車いすスペースでのご鑑賞となります。車いすスペースには限りがありますので、ご利用人数によっては所定のスペース以外でご鑑賞いただく場合がございます。また、イベントの内容やマスコミ取材により、所定のスペースからご移動いただく場合がございます。予めご了承ください。

※当日、マスコミ・メディアの撮影が入る場合がございます。その際、お客様が映像等に映り込む可能性がございますこと、予めご了承ください。

「箱男」公開記念!石井岳龍×永瀬正敏×浅野忠信 トークショー付上映イベント開催決定!

2024/08/07 16:00 up!

8/23(金)からの、『箱男』公開を記念して、

石井岳龍監督作『ELECTRIC DRAGON 80000V』トークショー付上映イベントの開催が決定いたしました!

“リミッターが外れた”石井監督×永瀬正敏×浅野忠信のタッグが見れる傑作!

『箱男』公開前のこの機会に、ぜひ劇場のスクリーンで堪能してください。

 

 

《『箱男』公開記念『ELECTRIC DRAGON 80000V』上映イベント》

日時:8月18日(日)17:00上映開始 18:00トークイベントスタート(上映終了後)

場所:渋谷・ユーロスペース(渋谷区円山町1-5 KINOHAUS 3F)

登壇ゲスト:石井岳龍監督 永瀬正敏(予定)※敬称略

 

★チケット販売開始時期に誤りがありました。

申し訳ございません。

 

8月15日(木)午前0時〜販売開始となります。

▶️上映情報・詳細はこちらから

8月5日は“ハコの日®”! あなたも箱男になれる!?撮影で実際に使用された箱を被るイベント実施!

2024/08/07 12:32 up!

8月5日(月)「ハコの日®」(制定:東京紙器工業組合)に、本作上映予定の渋谷・ユーロスペースにて、『箱男』体験が実施された。午後16時から開始した本イベントには、総勢80名が来場し、一時は行列が出来るなど大盛況ぶり。キャストファンや石井監督作品ファン、原作ファンなど、幅広い年代のファンの方々の来場がみられ終始盛り上がりを見せていた。

 

劇中のセリフにもあるように、“箱ってやつは見るとかぶるとでは大違い”。実際に撮影現場にて使用された“箱男”のハコに入った来場者からは、「自分が自分でないような、一気に違う世界に迷いこんだような不思議な感覚」「視界が制限されるのでなんか落ち着くかも」「完全なる匿名の宇宙に潜り込んだ」など、実際にハコに入ってみることでしか味わえない感覚を表す声があがっていた。

今後も本作に関する企画が進行中。続報にご期待ください。

(モデル:映画スタッフ)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

沈黙の27年の間に一体何が起こっていたのか?当時の超貴重写真とともにその軌跡が明らかに!

2024/08/06 10:41 up!

 

鬼才・石井岳龍(当時:石井聰亙)監督のもと、主演に永瀬正敏、助演に佐藤浩市らを迎えて日独合作映画として製作が決まっていた『箱男』は、1997年ドイツ・ハンブルクでのクランクイン前日に日本側の製作資金の問題で突如撮影が中止に。幻の企画となってしまう。当時30歳だった永瀬は、自宅や宿泊先でも箱に入って生活するほど役に入れ込んでおり、予想もしなかった幕切れに理解と気持ちが追い付かず俳優業復帰に数か月を要してしまったという。その思いは当然石井監督も同じで、「私も2年くらい立ち直れなかった。でもその間もずっと諦めていなかった」と、映画化への熱意を変わらずに持ち続けていたと語っている。

しかし、二度目のチャンスはそう簡単には巡ってはこなかった。2003年ごろに石井監督が原作の映画化を再度交渉したところ、既にその権利はハリウッドの会社へと渡ってしまっていた。なんと『エイリアン』『グラディエーター』シリーズなどで知られる巨匠リドリー・スコットの製作会社が、40分のパイロットフィルムまで完成していたというが実現せず。その後もフランスでの企画開発の噂もあったが結局映画化には至らず仕舞い。ついには世界のマーケットで安部公房原作の映像化は不可能だと囁かれるようになる。」

※97年『箱男』撮影地ドイツ・ハンブルクにて(写真提供:石井岳龍)

左:当時の永瀬正敏と石井岳龍監督/右:永瀬正敏

 

 

 

 

 

 

 

そんな困難な状況下の中、原作権がハリウッドから戻ってくる機会を待っていた石井監督は、2013年ごろにコギトワークスの関プロデューサーに相談を持ちかけ、今回共同で脚本を担当したいながききよたか氏と企画開発を重ねることになる。そして2016年3月、ついに改めて正式な原作権の許諾を得ることに。安部公房生誕100年にあたる2024年の公開というまたとないタイミングに照準を合わせ、これをラストチャンスとして声をかけたのはもちろん永瀬正敏。また、同じく27年前に苦い思いを共有した佐藤浩市にも依頼。佐藤が、以前永瀬と共演した『64 -ロクヨン-』の舞台挨拶で「本当はこの映画ではなく昔共演をするはずだった」という発言をしていたことから、永瀬と同じように心のどこかにずっと『箱男』が残っていたのではないかという思いに賭けた。さらに、永瀬、佐藤とともに石井組に多く参加してきた浅野忠信にもオファーをし、それぞれが快諾。奇跡的に3人のスケジュールも合致し、ようやく本作の製作が現実のものとなった。

こうした紆余曲折を経て完成された映画『箱男』は、因縁の地・ドイツのベルリン国際映画祭にてワールドプレミアを迎え、いよいよ今夏日本で公開される。我々はついに今、その執念と奇跡を目撃する――。

※97年『箱男』撮影地ドイツ・ハンブルクにて(写真提供:石井岳龍)

左:永瀬正敏