あちらにいる鬼

2022年11月 全国ロードショー

寺島しのぶ、豊川悦司、広末涼子出演
監督・廣木隆一 脚本・荒井晴彦
原作:井上荒野「あちらにいる鬼」(朝日文庫)
(C)2022「あちらにいる鬼」製作委員会


Comment

長内みはる役:寺島しのぶ
何度も撮影が延長され半ば諦めかけていたのですがやっとインできそうです。 そうこうしているうちに私の歳も寂聴さんが得度式をされた歳と同じになりました。 井上荒野様からも心強いお手紙をいただきました。これを宝物に最も信頼している荒井晴彦さんや廣木監督とまた作品作りができること、豊川さんとまたお芝居できることに胸が弾み広末さんとも不思議な関係性が築けそうです。今から崖の下をチラチラ見ては躊躇して、いずれ捨て身で飛び込もうとしている自分を鼓舞している毎日です。
〔 Profile 〕
1972年生まれ、京都市出身。2003年、『赤目四十八瀧心中未遂』(荒戸源次郎監督)と『ヴァイブレータ』(廣木隆一監督)で国内外の賞を数多く受賞。『キャタピラー』(10/若松孝二監督)では、ベルリン国際映画祭銀熊賞(女優賞)を受賞。『オー・ルーシ―!』(18/平栁敦子)ではインディペンデント・スピリット賞主演女優賞にノミネートされる。近年の主な出演作に、『幼な子われらに生まれ』(17/三島有紀子監督)、『止められるか、俺たちを』(18/白石和彌監督)、『ヤクザと家族 The Family』(21/藤井道人監督)、『Arc アーク』(21/石川慶監督)、『キネマの神様』(21/山田洋次監督)、『空白』(21/吉田恵輔監督)など。
白木篤郎 役:豊川悦司
男にも女にも家庭があって、それでも磁石のように惹きつけあって、どうしようもなく、あがくすべもなく、ただ相手を見据えて、しがみついていく二人。しがみつく二人にしがみつく家族。 スキャンダルという理由は、彼らが文化人であったというだけのこと。 寺島しのぶと、男と女、それだけを演じてみたい。
〔 Profile 〕
大阪府出身。『3-4×10月』(90/北野武監督)、『12人の優しい日本人』(91/中原俊監督)、『きらきらひかる』(92/松岡錠司監督)などの映画で注目される。その後も『Love Letter』(95/岩井俊二監督)、『八つ墓村』(96/市川崑監督)、TVドラマでは「NIGHT HEAD」(92~93/CX)、「愛していると言ってくれ」(95/TBS)、「青い鳥」(97/TBS)など主演ドラマが大ヒットし、人気、実力ともに日本を代表する俳優に。映画主演作に『愛の流刑地」(07/鶴橋康夫監督)、『今度は愛妻家』(10/行定勲監督)、『必死剣 鳥刺し』(10/平山秀幸監督)、『一枚のハガキ』(11/新藤兼人監督)、『後妻業の女』(16/鶴橋康夫監督)、『パラダイス・ネクスト』(19/半野喜弘監督)、『弟とアンドロイドと僕』(22/阪本順治監督)など。近年の作品に『ラストレター』(20/岩井俊二監督)、『いとみち』(21/横浜聡子監督)、『子供はわかってあげない』(21/沖田修一監督)、『鳩の撃退法』(21/タカハタ秀太監督)など。ハリウッド映画『ミッドウェイ 日本の運命を変えた3日間』(20/ローランド・エメリッヒ監督)では連合艦隊司令長官・山本五十六を演じ好評を博した。『キングダム2 遥かなる大地へ』(22/佐藤信介監督)、『仕掛人・藤枝梅安』(23/河毛俊作監督)の公開が控えている。
白木笙子 役:広末涼子
とても大人な台本に、果たして私がついて行けるか?未だ不安なまま撮影開始となりそうですが、間違いなく魅力的な寺島さんと豊川さんの御姿がおのずと私をも導いてくださる予感がしております。 撮影の日を楽しみに精一杯頑張ります。よろしくお願いいたします。
〔 Profile 〕
1980年生まれ。高知県出身。初主演映画『20世紀ノスタルジア』(97/原将人監督)で第21回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。主な出演映画は『おくりびと』(08/滝田洋二郎監督)、日本アカデミー賞・優秀主演女優賞を受賞した『ゼロの焦点』(09/犬童一心監督)、日本アカデミー賞・優秀助演女優賞を受賞した『鍵泥棒のメソッド』(12/内田けんじ監督)、『はなちゃんのみそ汁』(15/阿久根知昭監督)、『ミックス。』(17/石川淳一監督)、『終わった人』(18/中田秀夫監督)、『嘘八百 京町ロワイヤル』(20/武正晴監督)、『ステップ。』(20/飯塚健監督)、『コンフィデンスマンJP プリンセス編』(20/田中亮監督)、『バスカヴィル家の犬 シャーロック劇場版』(22/西谷弘監督)など。
監督:廣木隆一
物語を語ることでしか存在できない男を巡って女は現実を生きる。
いや男と女と言うよりも同じ時間を過ごした大人たちのラブストーリーを、このキャストで演出することに何か不思議な感じがしてワクワクします。どこまでが虚でどこまでが創作なのか。
原作者の目を通して描いた彼らの関係を映画化できることに感謝します。
ぜひ鬼の正体を劇場で確認して下さい。
〔 Profile 〕
1954年生まれ、福島県出身。1982年『性虐!女を暴く』で映画監督デビュー。1994年サンダンス・インスティテュートの奨学金を獲得して渡米。2003年の『ヴァイブレータ』では、第25回ヨコハマ映画祭を始め、国内外40以上の映画祭で監督賞ほか数々の賞を獲得する。主な作品に『余命一ヶ月の花嫁』(09)、『軽蔑』、『きいろいゾウ』(13)、『ストロボ・エッジ』、『さよなら歌舞伎町』(15)、『夏美のホタル』(16)、『PとJK』、『ナミヤ雑貨店の奇蹟』、『彼女の人生は間違いじゃない』(17)、『ママレード・ボーイ』、『ここは退屈迎えに来て』(18)、『ノイズ』、『夕方のおともだち』、『母性』、『月の満ち欠け』(22)などがある。