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『関心領域』-Blu-ray&DVD2025年1月8日(水)発売決定-

2024/10/04 12:00 up!

 

第96 回アカデミー賞®で国際長編映画賞・音響賞の2部門を受賞した衝撃作

『関心領域』のBlu-ray&DVDを2025年1月8日(水)に発売いたします。

 

Blu-rayはアウタースリーブケース仕様に加え、特典としてポストカードを2枚封入。

 

<店舗別特典>

【Amazon.co.jp】ビジュアルシート3枚セット

楽天ブックス】2L判ブロマイド2枚セット

※特典デザインは後日公開いたします。

※各特典はなくなり次第終了となります。

 

<商品仕様>

■Blu-ray: 6,600円(税込) BIXF-437/4907953225961

■DVD:4,400円(税込) BIBF-3665/4907953225978

※レンタルDVDも同日リリースとなります。

 

Blu-ray仕様・封入特典

・アウタースリーブケース

・ポストカード2枚封入

 

映像特典】※Blu-ray&DVD共通

・予告

・ショート予告

 

※商品の仕様は変更になる場合がございます。

 

▼ご予約はこちら

lnk.to/iIVzB1

 

発売元:株式会社ハピネットファントム・スタジオ

販売元:株式会社ハピネット・メディアマーケティング

©Two Wolves Films Limited, Extreme Emotions BIS Limited, Soft Money LLC and Channel Four Television Corporation 2023. All Rights Reserved.

6/21 クリスティアン・フリーデル(主演)&ジョニー・バーン(音響)登壇 オンラインQ&Aイベント開催のお知らせ

2024/06/18 12:00 up!

6/21(金)に、新宿ピカデリーにて、主人公ルドルフ・ヘスを演じたクリスティアン・フリーデルとアカデミー賞音響賞を獲得したジョニー・バーンが本編上映後にオンラインで登場し日本のお客様とQ&Aを行うイベントを開催いたします。この貴重な機会にぜひ劇場で本作をご覧ください。

《イベント概要》
【日時】6月21日(金)19:05上映後イベント (終了21:40 予定)
【会場】新宿ピカデリー
【登壇者】クリスティアン・フリーデル(ルドルフ・ヘス役)、ジョニー・バーン(音響)
※登壇者は予告なく変更する場合がございますこと、予めご了承ください
※機材トラブルなどにより、やむを得ず本イベントを中止させていただく場合がございます。あらかじめご了承下さい。
【チケット料金】通常料金/全席指定(各種割引可)
※ムビチケ利用可
※各種ご招待券、無料券の使用不可。

《チケット発売》
[WEB]新宿ピカデリー 劇場WEBサイトにて
SMT会員:6月18日(火)17:00~
SMT非会員:6月18日(火)21:00~発売開始
https://www.smt-cinema.com/site/shinjuku/index.html

[劇場窓口]6月19日(水)OPEN時より発売開始
※インターネット販売で完売になった場合は、窓口販売はございませんのでご注意ください。
※その他詳細につきましては、劇場ホームページにてご確認ください。

≪注意事項≫
※内容はすべて予定です。登壇者及び内容は、予告なしに変更になる場合がございます。
※機材トラブルや、悪天候及び公共交通機関の運行状況により、やむを得ず本イベントを中止させていただく場合がございます。
あらかじめご了承ください。
※特別興行の為、各種招待券は、ご使用いただけません。
※全席指定・定員入替制です。
※転売・転用を目的としたご購入は、固くお断り致します。
※いかなる事情が生じましても、ご購入・お引換後の鑑賞券の変更や払い戻しは出来ません。
※いかなる場合においてもイベント中の途中入場はお断りさせて頂きますので、ご了承ください。
※場内でのカメラ(携帯電話を含む)・ビデオによる撮影・録画・録音等は、固くお断り致します。保安上、入場時に手荷物検査を行う場合がございますこと、予めご了承ください。
※車いすをご利用のお客様は車いすスペースでのご鑑賞となります。車いすスペースには限りがありますので、ご利用人数によっては所定のスペース以外でご鑑賞いただく場合がございます。また、イベントの内容やマスコミ取材により、所定のスペースからご移動いただく場合がございます。予めご了承ください。
※当日、マスコミ・メディアの撮影が入る場合がございます。その際、お客様が映像等に映り込む可能性がございますこと、予めご了承ください。

6/8(土)より入場特典ポストカードセット配布のお知らせ

2024/06/06 18:00 up!

6月8日(土)より、全国の上映劇場にて、入場者特典として本国ビジュアルを使用したポストカード3種セットの配布が決定いたしました。

【『関心領域』入場者プレゼント概要】
『関心領域』本国ビジュアルポストカード3種セット
配布期間:6月8日(土)より ※数量限定 無くなり次第配布終了
上映劇場:6月8日(土)上映の全劇場
※上映劇場一覧は下記よりご確認頂けます
https://eigakan.org/theaterpage/schedule.php?t=thezoneofinterest

[ 配布方法 ]
1上映回につき1セット、先着順にて配布

[注意事項]
※3種類の絵柄のポストカードセットです
※各回先着、ご入場順での配布となります。
※お1人様1回のご入場につき、1枚のお渡しとなります。
※数に限りがございますので、無くなり次第終了となります。

TBSラジオ「アフター6ジャンクション2」コラボ試写会開催

2024/05/18 09:00 up!

5月17日(金)、TBSラジオ「アフター6ジャンクション2」とのコラボレーション試写会を開催致しました。上映後には同番組のライムスター宇多丸さん、宇垣美里さん、映画評論家の森直人さんによるトークショーが行われ、映画の中に散りばめられた様々な描写の意図やこの作品の凄さについて語り合われた。

 

宇多丸さん、宇垣さん、森さんは3人とも、トークを通じて何度も強調したのが、本作が約80年前のホロコーストという恐るべき過去を描きつつ、決して“歴史映画”ではなく、徹底して「いま」を生きる「私たち」を描いているという点。

森さんは「歴史を描く映画は普通、時代色やその時代の質感を映像に出すものだけど、この映画は現代と全く同じクリアなデジタル映像でずっと通していて、あの時代との距離感を徹底して潰している。実際、美術や衣装(の違い)がなければ、いつの時代かわからない作品になっている。(上映前に)宇垣さんが『いまの自分と重なる』とおっしゃっていましたが、まさに“いま”の物語なんです」と語る。

邸宅内のシーンの撮影では、セットのあちこちにカメラが仕込まれ、複数の方向から同時に撮影するというやり方が用いられたが、宇多丸さんはドキュメンタリーのように“観察”する本作の視点について「徹底して突き放した視点で描かれていて、1回もカメラが人物に寄らないんですね。(登場人物たちの表情で感情を伝える)『オッペンハイマー』とは対照的。『オッペンハイマー』は歴史上の有名な人物の映画ですが、これは特別な人間の映画ではないんです」とほぼ同時代を舞台にした『オッペンハイマー』との違いにも言及する。

宇多丸さんの言う「特別な人間ではない」…すなわち、どこにでもいるかもしれない人間の代表が、アウシュビッツの所長のルドルフ・フェルディナント・ヘスの妻のヘートヴィヒ(ザンドラ・ヒュラー)である。映画の中で、収容所の隣に建てられた庭付きの邸宅を美しく、住み心地の良い我が家にするべく腐心してきたヘートヴィヒが、夫から転勤の内定を告げられて、怒りを露わにし、夫に命令の撤回や単身赴任を迫るというやり取りが描かれる。

宇多丸さんは「しかめっ面で感じ悪い役がバツグンにうまい!」とヒュラーを絶賛し、森さんも「本当にお上手。妻の視点で描くことで、ホームドラマみたいになっている。『せっかく私が理想の家を手に入れたのに転勤? あなた一人で行ってよ』、『だって上司が言うんだからしょうがないだろ』という(笑)、昭和のホームドラマみたいで、典型的な中産階級の図だけど、それがただ“ナチス”というだけ。その恐ろしさが秀逸です。まさに彼女の関心領域が、(映画を観る)我々の関心領域でもある」と指摘。宇多丸さんも「彼女たちの姿は、1ミリたがわず僕ら。彼女たちを“断罪”するのではなく、『人間、どうしてそうなってしまうのか?』ということを描いている」とうなずく。

ミカ・レヴィによる音と音楽も、この映画の恐ろしさを伝える重要なピースとして機能している。映画の中では間接描写が徹底され、収容所内での虐殺が直接、描かれることはない。森さんは「ミカ・レヴィのサウンドデザインがすごい。銃声や悲鳴などの現実音を(普通のシーンの中に)混ぜていて、一見、うららかなピクニックの風景の後ろでずっと悲鳴や銃声が聴こえる」と観客の想像をかきたてる音響について言及する。

同様に、炉で何かを燃やすようなゴーっという低い音も映画を通じて聴こえてくるが、宇垣さんは「あの音が、最初は私たち(観客)だけに聴こえる音なのかと思ったくらい、登場人物たちが、あの音に全く反応しないんですね。でも途中から(ある登場人物の様子が)おかしくなったり、気づいていることが分かったりする」とまさに関心領域外のことに無反応な登場人物たちの様子を示す表現の恐ろしさに舌を巻く。

ジョナサン・グレイザー監督ら登場 オンラインQ&Aイベント開催

2024/05/16 08:00 up!

5月15日(水)、都内で本作の試写会を開催し、上映後にジョナサン・グレイザー監督、音楽を担当したミカ・レヴィ、プロデューサーのジェームズ・ウィルソンが出席してのZOOMによるオンラインでのQ&Aを実施致しました。監督らの本作への思いや作品に散りばめられた様々な意図が明かされました。

アウシュビッツ収容所の隣で幸せに暮らす一家の姿を描くという衝撃作だが、そもそも本作を制作しようと考えた動機について、グレイザー監督は「以前から、いつかホロコーストに関する作品を撮りたいという思いはありました。これまでもホロコーストを扱った作品は多数つくられてきましたが、それらの二番煎じにならないような“何か”を撮りたいと思っていて、この作品では加害者側の視点で見えるものを描ければと思いました。この作品で訴えたいことは『我々は何も学んでこなかったのか?』、『なぜ同じ過ちを繰り返すのか?』ということです。現代とは関係のない80年前を描いた歴史映画を見せるつもりは一切なく、いまの時代に訴えかける作品にすべくフレーミングした結果、こういう作品ができました」と語る。

映画は冒頭からしばらくの間、真っ暗な闇が映し出され、そこに悲鳴などの音が重なっていくが、音楽を担当したレヴィはこの印象的なオープニングの意図について「一般的な映画では、タイトルシークエンスでバンっと音を奏で、そこに風景が映し出されるのが古典的なやり方ですが、この作品では特有の意図があって、あのようなオープニングになっています。真っ暗闇が映し出されて、音を聞くというのは奇異な感じがしますが、この作品は目で見る映画ではなく、耳で聴く映画なので、繊細に音に対して耳をそばだててほしいという目的で冒頭、ひたすら音を聴かせているのです。観客の耳が音に慣れることで、サウンドデザインに耳をすますように設計されていて、そこで描かれる“暴力”を目で直接見ることができなくても、耳で感じることができるようにデザインしています」と語り、本作における“音”が伝える情報の重要性について力説する。

ある観客からは「ロングショットが使われたり、近い距離でも俳優の顔に影がかかっていたりして、役者の表情が見えない作り方をされていたように感じ、印象的でした」という感想が出たが、グレイザー監督は「意図的な演出です」とうなずき、その意図について「観客を役者の芝居や映画的な心理によって、(映画に)引き込むことをしたくなかったんです。壁にへばりつくハエのように、登場人物たちをひたすら観察するような作品にしたいと考えました。彼らの行動ややり取り、体の動かし方を見つめてもらうという意図で演出しており、(役者との)批評的な距離を保って撮影しました。何より私自身、監督として役者の“芝居”を見ているのではなく、実在する人物の姿をドキュメンタリー作家として撮っているような感覚でいたいと思っていました」と説明する。

撮影においては、セットに複数台の小型カメラを設置するという仕掛けを行なっているが、プロデューサーのウィルソンはこの試みについて、「あくまでもこの作品のテーマを描くための方策として用いられたものです。その狙いとは、観客に『いま、この家族がここで生きている』ということ、それを我々が間近で見ているんだという感覚を味わってほしいというものです。そして、その狙いは上手くいったのではないかと思います」と手応えを口にする。

グレイザー監督、ウィルソンプロデューサーの言葉にもあるように、本作はまさに現代を生きる人々の視点で80年前の歴史を目撃するような作りになっており、現代もなお続く戦争や紛争、対立への人々の無関心や不誠実な態度への強いメッセージを投げかける作品になっている。グレイザー監督は「我々は、世の中で起きている問題を黙認し、ある意味で共犯関係にあり、安全・安心な領域で過ごしたいがゆえに、本来は対峙すべき問題に対峙せずにいます。この作品では、そんな黙認がどこに行きつくかという極端な例を示したつもりです。この映画を観てくださったみなさんが、(劇中の)野心あふれるブルジョワの家庭の中に、自分自身の姿を見出すことができたなら、それが最終的にどこに行きつくのか、ご理解いただけると思います。頭で考えるのではなく、体でずっしりと重みを感じる作品にしたつもりです。毒入りのフルーツを口にしたような苦み――もう二度と口にしたくない苦みを感じてもらえる映画に仕上げているつもりです」と語り、最後にこれから本作に触れる日本の観客に向けて「我々は、黙認や共犯関係を拒絶する力を持っているということをお伝えしたいと思います」と訴えた。

特別映像「1分で分かる『関心領域』」をUP致しました

2024/05/13 15:00 up!

『関心領域』はどんな作品なのか、本作の見どころを 1分で紹介する特別映像をUPいたしました。

※公式HPからもご覧頂けます

HPS×A24 第 96 回アカデミー賞授賞式直前『パスト ライブス/再会』『関心領域』3/10(日)特別先行上映イベント決定

2024/02/29 18:00 up!

ハピネットファントム・スタジオが全国公開いたします、アカデミー賞ノミネート中のA24作品『パスト ライブス/再会』(4/5(金)公開)と、『関心領域』(5/24(金)公開)。

両作は日本時間 3 / 11 (月)に米・ロサンゼルスにて行われる第 96 回アカデミー賞®で、『パスト ライブス/再会』は作品賞、脚本賞の 2 部門に、また『関心領域』は作品賞、監督賞、脚色賞、国際長編映画賞、音響賞の 5 部門にノミネートされています。
そしてこの度、世界最高峰の映画賞であるアカデミー賞®の開催前夜に、A24 製作&ハピネットファントム・スタジオが配給する上記 2 作品、東京・大阪での先行上映が決定しました。 一夜限りのスペシャルな上映となります。
毎年世界中の映画ファンが固唾をのんで見守るアカデミー賞®授賞式。どの作品がオスカーに輝くのか期待が 高まるタイミングで、両作品をいち早くご覧いただく機会となります。両作とも本編上映前には、映画ジャーナリストの立田敦子氏、ロサンゼルス在住の映画ライターの平井伊都子氏による両作の見所や本国での盛り上がり、オスカーレースでの注目度などを語るトークも上映予定です。ぜひこの機会にいち早く堪能してほしい。

 

ハピネットファントム・スタジオ × A24
第 96 回アカデミー賞®授賞式直前『パスト ライブス/再会』『関心領域』特別先行上映イベント概要

■日程:3 月 10 日(日)19:00~の回
※本編上映前に、立田敦子氏、平井伊都子氏によるトークを上映予定
■上映劇場:
『パスト ライブス/再会』
→東京:TOHO シネマズ 日比谷、TOHO シネマズ 新宿、Bunkamura ル・シネマ 渋谷宮下、TOHO シネマズ 池袋
大阪:TOHO シネマズ 梅田、TOHO シネマズ なんば
『関心領域』
→東京:新宿ピカデリー、TOHO シネマズ シャンテ、ヒューマントラストシネマ渋谷、グランドシネマサンシャイン 池袋
大阪:大阪ステーションシティシネマ、なんばパークスシネマ
■鑑賞料金:一律 2,000 円(税込)
※特別興行のため、ムビチケカード、各種割引・各種招待券はご使用いただけません

■チケット販売:各劇場HPをご確認下さい。

ポスタービジュアル&予告編完成

2024/02/27 07:00 up!

アウシュビッツ収容所の隣で幸せに暮らす家族がいた

『関心領域』のポスター&予告編が完成いたしました。ポスターは、アウシュビッツ収容所の所長とその家族が緑生い茂る広い庭で悠々と過ごす様子が描かれているが、ここはアウシュビッツ収容所の隣。本来収容所が写っているはずの壁の向こうは漆黒に塗りつぶされている。予告編では、“この映画を観たことは一生忘れないだろう”“どんなホラー映画よりも恐ろしい”“今世紀最も重要な映画””目をそらしてはいけない”と海外映画評が警告のように並ぶ。映し出されるのは、どこにでもある穏やかな日常。壁の向こうにはまるで何もないかのように暮らす家族たち。しかし、壁一つ隔てた収容所の存在が、音、建物からあがる煙、家族が交わす視線や気配から着実に伝わってくる。壁を隔てたふたつの世界にどんな違いがあるのか?平和に暮らす家族と彼らにはどんな違いがあるのか?そしてあなたと彼らの違いは?

『関心領域』5月24日(金)日本公開決定

2024/01/19 17:00 up!

A24製作、ジョナサン・グレイザー監督の最新作で、第76回カンヌ国際映画祭でグランプリを受賞、第81回ゴールデングローブ賞で作品賞(ドラマ部門)ほか3部門にノミネート、各地の映画祭で数々の賞を受賞し第96回アカデミー賞でのノミネート・受賞の期待も高まる『The Zone of Interest』(原題)が、『関心領域』の邦題で5月24日(金)より新宿ピカデリー他にて全国公開することが決定いたしました。

本作はイギリスの作家マーティン・エイミスの同名小説を原案に、『アンダー・ザ・スキン 種の捕食』(13)のジョナサン・グレイザー監督が10年もの歳月をかけて映画化したもの。製作は、昨年度のアカデミー賞で作品賞ほか最多7部門を受賞した『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』や、本年度のゴールデングローブ賞でも本作他4作品がノミネートされ近年の賞レースを席巻している映画スタジオ・A24。
「The Zone of Interest(関心領域)」とは、第二次世界大戦中、ナチス親衛隊がポーランド・オシフィエンチム郊外にあるアウシュヴィッツ強制収容所群を取り囲む40平方キロメートルの地域を表現するために使った言葉。映画では、アウシュヴィッツ強制収容所と壁一枚隔てた屋敷に住む収容所の所長とその家族の暮らしを描きます。