ミュージシャン、作曲家、プロデューサー、DJ、作家など様々な顔を持つ。70年代初頭からミュージシャンとして活動していた田中は75年に渡米。そこでパンク・ロックに出会い衝撃を受ける。78年に帰国。六本木にS-KENスタジオを作り、「S-KEN」名義での音楽活動を始める。 S-KENは音楽業界に顔が広かったこともあり、東京ロッカーズの存在を広めていくうえで大きな役割を果たした。『東京ROCKERS』(79年)の企画をレコード会社に持ち込んだのもS-KENだった。81年にファースト・アルバム『魔都』を発表。以降、80年代を通して「S-KEN」名義で『ギャング・バスターズ』『JUNGLE・DA』。バンド編成の「S-KEN & HOT BOMBOMS」名義で『パー・プー・ビー』(1987年)『千の眼』(1988年)を発表して精力的に活動。その一方で、「ニポニーズ・ナイト」「東京ソイソース」「エスケンのカメレオンナイト」といったクラブイベントを企画。東京ロッカーズ以降も独自の感性で新しい音楽シーンを作り上げていった。90年代に入ってからは音楽プロデューサーに専念。2017年に32年ぶりのソロ・アルバム『Tequila the Rippe』。2022年には32年振りに「S-KEN & HOT BOMBOM」名義のアルバム『P.O. BOX 496』を発表した。