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『エクス・マキナ』アレックス・ガーランド監督 映画『MEN 同じ顔の男たち』
第75回カンヌ国際映画祭「監督週間」上映作品
“彼ら”が、来る。
『ミッドサマー』のA24が贈る踏み入れてはいけない禁断の<狂夢> 『ミッドサマー』のA24が贈る踏み入れてはいけない禁断の<狂夢>
12.9(Fri) TOHOシネマズ日比谷他全国公開 12.9(Fri) TOHOシネマズ日比谷他全国公開
A24
『MEN』のあらすじ読み切り漫画 by 五月女ケイ子 タイアップページへ
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      監督・脚本:アレックス・ガーランド 製作:アンドリュー・マクドナルド、アロン・ライヒ
      音楽:ジェフ・バーロウ、ベン・ソールズベリー
      出演:ジェシー・バックリー、ロリー・キニア、パーパ・エッシードゥ、ゲイル・ランキン、サラ・トゥーミィ
      2022年/イギリス/カラー/ビスタ/英語/字幕翻訳:松浦美奈/原題:MEN/100分/R15+
      提供:ハピネットファントム・スタジオ WOWOW 配給:ハピネットファントム・スタジオ 宣伝:スキップ
      
      監督・脚本:アレックス・ガーランド 製作:アンドリュー・マクドナルド、アロン・ライヒ
      音楽:ジェフ・バーロウ、ベン・ソールズベリー
      出演:ジェシー・バックリー、ロリー・キニア、パーパ・エッシードゥ、ゲイル・ランキン、サラ・トゥーミィ
      2022年/イギリス/カラー/ビスタ/英語/字幕翻訳:松浦美奈/原題:MEN/100分/R15+
      提供:ハピネットファントム・スタジオ WOWOW 配給:ハピネットファントム・スタジオ 宣伝:スキップ

『MEN』のあらすじ読み切り漫画 by 五月女ケイ子

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introduction

ミッドサマー』『ヘレディタリー/継承』 A24 製作
          『エクス・マキナ』 
          ミッドサマー』『ヘレディタリー/継承』
アレックス・ガーランド監督最新作
          “究極のタッグ”が仕掛ける美しくも不気味な物語。 A24 製作
          『エクス・マキナ』 アレックス・ガーランド監督最新作
          “究極のタッグ”が仕掛ける美しくも不気味な物語。

『ミッドサマー』『ヘレディタリー/継承』を手掛けた気鋭の配給会社「A24」がタッグを組むのはSFスリラー『エクス・マキナ』が第88回アカデミー賞®視覚効果賞を受賞し、脚本賞にもノミネートする快挙を果たした鬼才アレックス・ガーランド。完璧な構図と鮮やかな色彩で織りなす圧倒的映像美が不穏な物語を紡ぎ出す。主演はNETFLIXオリジナル映画『もう終わりにしよう。』で脚光を浴び、2021年マギー・ギレンホール監督作『ロスト・ドーター』でアカデミー賞®助演女優賞へノミネートを果たした注目女優ジェシー・バックリー。本作は第75回カンヌ国際映画祭の<監督週間>で上映が行われ、その衝撃的な展開に度肝を抜かれる観客が続出。特にラストへと展開する怒涛の20分は永遠のトラウマになること必至。A24とアレックス・ガーランド監督が仕掛ける美しくも不気味な物語がついに日本公開!!

心が掻き乱されるーVariety
唯一無二の世界ーCHICAGO SUN TIMES
熱を帯び、目眩を誘う傑作ーエドガー・ライト監督
背景

Story

リンゴ

夫の死を目の前で目撃してしまった
ハーパー(ジェシー・バックリー)は
心の傷を癒すため、
イギリスの田舎街を訪れる。

そこで待っていたのは
豪華なカントリーハウスの
管理人ジェフリー(ロリー・キニア)。

ハーパーが街へ出かけると
少年、牧師、そして警察官など
出会う男たちが
管理人のジェフリーと
全く同じ顔であることに気づく。

街に住む同じ顔の男たち、
廃トンネルからついてくる謎の影、
木から大量に落ちるりんご、
そしてフラッシュバックする夫の死。

不穏な出来事が連鎖し、
“得体の知れない恐怖”が
徐々に正体を現し始めるー。

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Cast

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ジェシー・バックリー
ハーパー
Jessie Buckley

1989年12月28日生まれ、アイルランド・キラーニー出身。2013年、王立演劇アカデミーを卒業。BBC版「戦争と平和」(16)でマリヤ姫役を演じ絶賛されると、初主演を務めた『Beast(原題)』(17)で英国インディペンデント映画賞最優秀新人賞、ロンドン映画批評家協会賞の最優秀英国、およびアイルランド女優賞を受賞。さらに英国アカデミー賞で期待のイギリス俳優の1人に選出され、スクリーン・インターナショナル誌の「明日のスター」にも選ばれた。2018年、主演作『ワイルド・ ローズ』で英国アカデミー賞スコットランドの主演女優賞を獲得。2021年には、マギー・ギレンホール 監督作『ロスト・ドーター』で、第94回アカデミー賞の助演女優賞へノミネートを果たす。さらに同年にはエディ・レッドメインと共演した「キャバレー」で、オリヴィエ賞のミュージカル部門最優秀女優賞を受賞、カンヌ国際映画祭でショパール・トロフィー賞を受賞した。ほか主な出演作には『ジュディ 虹の彼方に』、「チェルノブイリ」(19)、『ドクター・ドリトル』、Netflix『もう終わりにしよう。』、「FARGO/ファーゴ」(20)などがある。今後の出演作としては、フランシス・マクドーマンドらと共演する『Women Talking(原題)』、『Hot Milk(原題)』がある。

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ロリー・キニア
ジェフリー
Rory Kinnear

1978年2月17日生まれ、イングランド・ロンドン出身。ロンドン音楽劇芸術アカデミーで演技を学び、2010年には「尺には尺を」と「ハムレット」で、2013年には「オセロ」でイブニング・スタンダード賞最優秀男優賞を受賞、「The Man Of Mode」(08)と「オセロ」でオリヴィエ賞最優秀助演男優賞を獲得するなど、演劇活動で高い評価を受けており、戯曲家、演出家としても活躍している。映画出演作としてはダニエル・クレイグ主演のジェーム・ボンド・シリーズ『007/慰めの報酬』(08)、『007 スカイフォール』(12)、『007 スペクター』(15)、『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』(21)のビル・タナー役として知られている。ほか主な出演作に『ターゲット』(10)、「ブラック・ミラー」(11)、『ブロークン』、「ホロウ・クラウン/嘆きの王冠」(12)、「Southcliffe(原題)」(13)、『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』(14)、「ペニー・ドレッドフル 〜ナイトメア 血塗られた秘密〜」(14~16)、「カジュアル・ベイカンシー 突然の空席」(15)、『iBOY』(17)、『ピータールー マンチェスターの悲劇』、「9から始まる奇妙な物語」(18)、などがある。現在は、タイカ・ワイティティ監督のシリーズ「海賊になった貴族」(22)に出演中のほか、Netflix『Bank of Dave(原題)』の公開を控えている。

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パーパ・エッシードゥ
ジェームズ
Paapa Essiedu

1990年6月11日生まれ、イングランド・ロンドン出身。ギルドホール音楽演劇学校を卒業後、舞台を中心に活動し、近年はテレビシリーズ、映画作品にも精力的に出演を続けている。テレビシリーズ「I May Destroy You(原題)」(20)でエミー賞や英国アカデミー賞テレビ部門助演男優賞など多くの賞にノミネートされ、若手イギリス人俳優を代表する一人として注目を集める。主な出演作には、主演を務め、第75回英国アカデミー賞最優秀英国短編部門ノミネート、英国インディペンデント映画賞最優秀短編映画賞を受賞した短編映画「Femme」(21)のほか、「Utopia ‒ユートピア‒」(13)、「Not Safe for Work(原題)」(15)、『オリエント急行殺人事件』、「ミニチュア作家」(17)、「プレス 事件と欲望の現場」、「ブラック・アース・ライジング」、「Kiri(原題)」(18)「Gangs of London(原題)」、「Unsaid Stories(原題)」(20)、「Anne Boleyn(原題)」(21)などがある。

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ゲイル・ランキン
ライリー
Gaile Rankin

1989年9月1日生まれ、スコットランド出身。ジュリアード音楽院を卒業。サム・メンデス監督の「キャバレー」(14)や、オスカー・アイザックと共演し、オフィーリア役を演じた「ハムレット」(17)など、ブロードウェイで数多くの作品に出演する。ノア・バームバック監督の「マイヤーウィッツ家の人々(改訂版)」(17)でメジャー長編映画デビューし、2019年には、エミー賞にノミネートされたNetflixのヒットシリーズ「GLOW:ゴージャス・レディ・オブ・レスリング」にシーラ・ザ・シーウルフ役で出演。カンヌ映画祭でプレミア上映された「カイル&マイク 俺たちの人生は上り坂」(19)の出演で注目を集める。ほか主な映画やテレビ出演作には、「The Missionary(原題)」(13)、『The Passing Season』(16)、『グレイテスト・ショーマン』(17)、『ハースメル』『君はONLY ONE』『In a Relationship(原題)』(18)、『ブロー・ザ・マン・ダウン~女たちの協定~』(19)、「ペリー・メイスン」(20)などがある。

Staff

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監督・脚本
アレックス・ガーランド
Alex Garland

1970年5月26日生まれ、イングランド・ロンドン出身。小説家としてキャリアをスタートし、「ザ・ビーチ」や「The Tesseract」などの作品で知られる。その後、脚本家に転身し、ダニー・ボイル監督の『28日後...』(02)でデビュー。その続編である『28週後...』(07)では製作総指揮も務めた。2015年、監督デビュー作『エクス・マキナ』(14)で、アカデミー賞オリジナル脚本賞のほか、英国アカデミー賞優秀英国映画賞、および優秀英国新人賞にノミネートされた。2018年に監督・脚本を務めた2作目『アナイアレイション ‒全滅領域‒』を発表。2020年には単独で脚本と監督を務める8部構成のオリジナルTVシリーズ「Devs」がFX Networksで放送された。そのほか、脚本を執筆した作品には、『サンシャイン2057』(07)、『わたしを離さないで』(10)、『ジャッジ・ドレッド』(12)、ビデオゲーム「Enslaved: Odyssey to the West」(10)などがある。現在は、本作と同じくA24でオリジナル脚本の近未来のアメリカを舞台にしたアクション長編『Civil War(原題)』を監督中。

製作
アンドリュー・マクドナルド
Andrew Macdonald

1996年1月1日生まれ、スコットランド・グラスゴー出身。1994年公開のダニー・ボイル監督の長編映画『シャロウ・グレイブ』で初めて製作を担当。興行的に大きな成功を収めた同作は、英国アカデミー賞最優秀英国映画賞を受賞した。その後、『トレインスポッティング』(96)、『普通じゃない』(97)、『ザ・ビーチ』(00)、『T2 トレインスポッティング』(17)など多数の作品を手がける。1997年以降はDNAフィルムズを率い、本作でもともに製作を担当したプロデュース・パートナーのアロン・ライヒと『28日後…』、『ラストキング・オブ・スコットランド』、『あるスキャンダルの覚え書き』(06)、『28週後…』、『わたしを離さないで』(10)、『サンシャイン/歌声が響く街』(13)、『遥か群衆を離れて』(15)、『エクス・マキナ』、『アナイアレイション ‒全滅領域‒』などの製作を担っている。

撮影監督
ロブ・ハーディ
Rob Hardy

1972年生まれ、イングランド・ロンドン出身。『エクス・マキナ』から現在製作中の『Civil War』まで、アレックス・ガーランド監督の全作品の撮影を担当している。ほか主な担当作品には、『BOY A』(07)、『Is Anybody There?(原題)』(08)、『エレン・ターナン ~ディケンズに愛された女~』(13)、『戦場からのラブレター』(14)、『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』(18)などがある。

美術
マーク・ディグビー
Mark Digby

イングランド・ロンドン出身。クリエイティブ・パートナーであるセット装飾のミシェル・デイとともに、アレックス・ガーランド監督やDNAフィルムズの作品に数多く参加している。『スラムドッグ$ミリオネア』(08)で、英国アカデミー賞にノミネートされ、美術監督組合の最優秀プロダクション・デザイン賞やイブニング・スタンダード英国映画賞の最優秀技術を受賞。『エクス・マキナ』では、美術監督組合の優秀プロダクション・デザイン賞と英国インディペンデント映画賞優秀技術賞にノミネート、ロンドン・イブニング・スタンダード英国映画賞の最優秀技術賞を受賞している。その他の担当作には、ガーランド監督の「Devs」をはじめ、『28日後…』、『ミリオンズ』(04)、『グアンタナモ、僕達が見た真実』(06)、『ラスト・マイティ・ハート/愛と絆』(07)、『Genova(原題)』(08)、『わたしを離さないで』(09)、『ジャッジ・ドレッド』、『ラスト・ターゲット』(10)、『ラッシュ/プライドと友情』(13)、『ベストセラー 編集者パーキンズに捧ぐ』(16)などがある。

編集
ジェイク・ロバーツ
Jake Roberts

1977年6月26日生まれ、イングランド・ロンドン出身。ドキュメンタリー、ミュージックビデオ、コマーシャル、テレビドラマの編集を経て、長編映画の編集者としての地位を確立した。アレックス・ガーランドとはテレビシリーズ「Devs」全8話の編集を担当したことを機に親密な信頼関係を築き、本作、そして製作中の『Civil War』の編集を担当している。ほか、『名もなき塀の中の王』(13)、『ブルックリン』(15)、『最後の追跡』(16)、『ヒットマンズ・ボディーガード』(17)、『アウトロー・キング ~スコットランドの英雄~』(18)など、数多くの映画の編集に携わっている。

音楽
ジェフ・バーロウ
Geoff Barrow

1971年12月9日生まれ、イングランド・ノース・サマセット生まれ。音楽プロデューサー、またバンド、ポーティスヘッドやBEAK>の創立メンバーとして幅広い活動で知られており、映画音楽のキャリアは、アカデミー賞長編ドキュメンタリー映画賞にノミネートされた、グラフィティ・アーティスト、バンクシー監督の『イグジット・スルー・ザ・ギフトショップ』の音楽監修とオリジナルスコアの作曲でスタートした。アレックス・ガーランド監督作品にはエレクトロニック・コンビ、Drokkとしてともに活動するベン・ソールズベリーと参加し、『エクス・マキナ』(2016年アイヴァー・ノヴェロ賞最優秀オリジナルスコア賞受賞)、『アナイアレイション ‒全滅領域‒」(2019年アカデミー賞最優秀オリジナルスコア賞最終候補)、「Devs」(2021年アイヴァー・ノヴェロ賞最優秀テレビサウンドトラック賞受賞)でも音楽を担当している。そのほか2人が手がけた代表的な作品には、『フリー・ファイヤー』、「ブラック・ミラー」(16)、『ルース・エドガー』(19)、「ハンナ ~殺人兵器になった少女~」(19-20)、「アーカイブ81」(22)などがある。

音楽
ベン・ソールズベリー
Ben Salisbury

1970年12月生まれ、イングランド・ロンドン出身。エミー賞ノミネート経験のある作曲家で、ジェフ・バーロウとのコンビの仕事に加えて、100以上の映画やテレビに楽曲を提供している。その中にはビヨンセ・ノウルズが自ら監督したドキュメンタリー映画『ライフ・イズ・バット・ア・ドリーム』(13)や、BBCで高い評価を得ている「Nature(原題)」の最後の3シリーズ(12-15)などがある。

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Comment

*順不同・敬称略
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そんな表現今まで見たことない!という何度観なおしてもいいシーンがあります。
ジェシー・バックリーは五本の指に入るほど好きな俳優なのですが、この役は彼女じゃなかったら全く違ったものになったのではと思う。映画全体の色合いも素晴らしい。

ヒグチユウコ
画家・絵本作家
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世の男性が漠然と放つ不快感を一つに集めて煮詰めたような。そして監督はそれを突きつけてくる。
これほどまで身の毛もよだつようなホラー映画が他にあるだろうか。

サイトウユウスケ
イラストレーター
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観る度に自分自身の根本に気付かされる一作。狂気性を秘めた映像の中に心へ訴えかけてくる力強いメッセージを受け、自分の心の中に風が吹いたようなフラットな気持ちになる…それはとても不思議な体験でした。

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花梨
モデル・コラージュアーティスト

カルト的な恐怖。日常の中に潜む異端者と対峙する恐怖。生命の誕生の、生々しく 痛々しい部分に目を向けた瞬間の恐怖。
それぞれがガツンと頭を殴ってくるようなインパクトで、精神の許容量を超えて侵食してくるホラー作品でした。

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沼田ゾンビ⁉️
モデル・コラージュアーティスト

女性が叫ぶのがホラー映画あるあるですが、この映画の女性は黙っている(むしろ若干ひいている)のが印象的でした。その視点から映画を振り返ると、あらゆる場面に潜む暗号がスルスルと解け、爽快感すら感じました。
新しい時代の新しいホラーの形を、この映画にみました。

五月女ケイ子
イラストレーター

アレックス・ガーランド監督の繊細で危険な映画的企みに対して、物語を越えて、この映画そのものに対峙するかのようなジェシー・バックリーのたたずまいのカッコよさ!
観ていて恐くなったら、ジェシーの影に隠れよう。

大島依提亜
グラフィックデザイナー

ファーストカットからもう200%のガーランド節!!絵創り、構図、ライティング、色配置、音入れ、楽曲挿入、演出!ガーランドにしか描けないアートで哲学な悪夢!愛憎が何処までも追ってくる。憎愛が産まれては死んでゆく。美しくも儚い、愛と憎のフーガ。Oh MEN!

小島秀夫
ゲームクリエイター

『エクス・マキナ』で最新VFXと男性の妄想から究極の美少女を創り出したアレックス・ガーランド監督が、『進撃の巨人』の影響と女性の恐怖から究極のMEN(男性)を創り出した!
この“ローリング・バース”は夢に出るぞ!

町山智浩
映画評論家

十数年ぶり?…全編に感銘、陶酔できる映画に出逢ってしまった。 想い返すに『デカローグ』『ネイキッド』『ビフォア・ザ・レイン』以来……? こうした瞬間のために映画を愛し、作っているんだな……と改めて感じた。 私たちの世界は無常と不条理、狂夢に満ち満ちている事を味わってほしい。

清水崇
映画監督

男の罪はこれほどまでにも深いのか。顔なんてもはやどうだっていいのだ。
ところで、主人公の名前がやがて音楽になっていくのですが、これがとても美しくて怖い。「ハーパー…」母音が「あ」で構成されているのがミソですね。

大九明子
映画監督

夢と現実の狭間にある生々しく肉体的な狂気。 じわじわと蝕んでくる得体のしれない生理的嫌悪感がたまらない。
男と女の妄執、後悔、和解のドラマでありながら、旧約聖書の人と蛇と楽園についての物語だと思う。

乙一
作家

イヴ「が」禁断の果実を食べ、アダム「に」分け与えた。旧約聖書にもそう書かれ、MENはずっと被害者気取りで勝手に誘惑され、愛を迫ってきた。恐怖を与えてきた。
だからこの映画で起こる怖しいあれこれは、思いあたることだらけで、もはや笑いさえ。 WOMENは日々、ホラーを生きているのだよ!

町山広美
放送作家

男と女――互いに求め合いながら永遠に対立し続ける巨大な疑問符。これに驚愕の答を叩き付けたのが本作だ!ある女性が辿る〈男とは?〉の地獄旅。
〈男はみんな同じ!〉観賞後、必ずあなたもそう絶叫する。

平山夢明
作家

美しい田園風景までもが不気味に映る不穏な町で、 登場する男たちは皆、ありがちな有害さを振り撒く。
果てに訪れる悪夢そのものな展開が脳裏にこびりついて離れない。 恐怖を越えて怒りみたいなものが湧いてきた。
ほんっとに、迷惑なんだよね。

宇垣美里
フリーアナウンサー

自然豊かでノスタルジックな気持ちになる絵画のような田舎町を、狂気の悪夢が徐々に侵食していく描写が本当に恐ろしかったです。 とてもリアリティのあるストレス描写と、美しい背景の中に潜む狂気が、観た人を『狂夢』の中に引き摺り込みます。
美しいカントリーハウスの中でも、自然光がたっぷり入って明るい部屋と、昼間でも電気をつける薄暗い部分など、『明暗』の表現にも是非ご注目ください!

ファイルーズあい
声優

自然豊かな美しい映像に盛られた猛毒は、まるでアダムとイヴの林檎のように身体の奥深くまでじっくりと蝕んでゆく。
MENが投げかける疑問は、我々が生涯を通して半永久的に模索していくのだろう。

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テラシマユウカ
GANG PARADE

おかしな夢を見た起きかけに「さっきまで見ていたものは一体なんだったんだろう」と、ぼんやりと記憶を手繰り寄せては現実と照らし合わせていくように 幻想的な映像に引き摺り込まれ、いつの間にか迷い込んでいた。

上原実矩
俳優

ここまでやるか?!!そのやりきり具合に最後はもう笑ってしまうくらい、美しい悪夢へとまんまと引きずり込まれました。
そして音楽が、とてもいい仕事してます。”木霊ソング”が今も耳から離れません。

前田エマ
モデル

恐怖の連鎖は美しいと感じた時にやってくる。映像美に惹きこまれるうちに同じ顔の男への恐怖がこだまし、一瞬でもこの田舎町に行きたいと思ったことを後悔します。
不気味でトラウマを加速させる狂気的なラストシーンが頭から離れません。

相川茉穂
モデル

美しさと静けさの中、グロテスクな混沌とした世界が続いていく。 もうやめてくれ、と頭では思っていても、目はしっかりと開かれ映像に釘付けになっている。
一生絶対忘れられない、脳裏に焼き付くラスト。 不思議で奇怪な「体験」をした。 それが、この映画を観て最初の感想かもしれない。

瀬戸あゆみ
モデル/DearSisterhoodディレクター

単一な「男たち」の顔に対して、主人公を演じるジェシー・バックリーの顔に 投影される恐怖、嫌悪、諦め、呆れた気持ち、不信感、軽蔑…
それが「男たち」を映す鏡!

山崎まどか
コラムニスト

年齢や職業こそ違えど全員同じようにマウントを取ってくる。その威圧感、不快感を表現するロリー・キリアのニタニタ笑い四十八手は鳥肌モノ。そのうえサブリミナル全裸侵入も行う体の張りっぷりには、思わずアカデミー賞を送りたくなる。
クライマックスは覚悟必須。恐らくアレは一生目に焼き付きます。

人間食べ食べカエル
人喰いツイッタラー