INTRODUCTION
「真夜中の五分前」「ストレイヤーズ・クロニクル」といった映画化作でも知られる作家・本多孝好の人気小説を、竹野内豊の主演で映画化。
なぜ家族でいるのか、なぜ危険を犯すのか――ワケあり“家族”が危機に立たされる!

STORY
その一家は、どこにでもある普通に幸せそうなファミリーだった。
が、父・和彦(竹野内豊)は泥棒、母(松雪泰子)は結婚詐欺師、長男(坂口健太郎)は偽造職人で、長女(黒島結菜)とまだ幼い次男(池田優斗)も「犯罪で生計を立てていること」を知っていた。なぜ5人は、危ない橋を渡る歪な関係を選んだのか?それは、この森山家は、父・和彦が「盗んだ」家族だったから一。
それぞれが、決して振り返りたくはない過去を持ち、和彦との偶然の出会いから「他人同士で家族になること」を選んだ5人。そのリスキーな生活、共犯関係についにほころびが生じ、ある日、母親が誘拐されてしまうという危機に!
必死の奪還劇の先、父が「家族」を守るために決意したこととは―!?なぜ家族で居続けるのか、そしてなぜ危険を犯さなければならないのかーラストには、既成概念を超えた、”at Home”な絆に思いもよらぬ感動が待ち受けている。