INTRODUCTION
演技派キャスト&『ALWAYS三丁目のタ日』のスタッフが、「栄福寺」住職の実体験をもとにした原作を映画化!

24歳で突然坊さんになった主人公・白方光円を説得力たっぷりに演じるのは、シリアスからコメディまで幅広くこなす演技派・伊藤淳史。温かく人情味にあふれ、”こんな坊さんに近くにいてほしい”と誰もが思うような、魅力的な光円像を体現している。光円を取り巻く人々を演じるのは、山本美月、溝端淳平、濱田岳、松田美由紀、そしてイッセー尾形など、個性的なキャストたち。それぞれに味わい深い演技で各キャラクターを好演。感動のドラマを盛り立てる。
原作は、栄福寺の住職・白川密成氏が実体験を生き生きとつづった話題の書籍「ボクは坊さん。」。糸井重里氏が主宰するWEBサイト「ほぼ日刊イトイ新聞」で約7年間にわたり連載されていた人気エッセイが、書籍化を経て、満を持しての映画化となる。監督は、『ALWAYS 三丁目の夕日64』で監督助手を務めるなど、第一線の現場でキャリアを積んできた新鋭・真壁幸紀。待望の長編監督デビュー作で、笑いあり涙ありの心温まるエンターテインメントを作り上げた。スタッフも、日本アカデミー賞最優秀撮影賞を3度受賞している撮影の柴崎幸三をはじめ、『ALWAYS』シリーズのベテランがずらり。スクリーンに映し出される四国や高野山の美しい風景も、本作の見どころの一つとなっている。

STORY
日々迷いも不安もある。そんなボクが、24歳でお寺の住職になり、自分の道を見つけるまで。

白方光円、24歳。突然の祖父の死をきっかけに、四国八十八ヶ所霊場、第57番札所・栄福寺の住職になったばかり。この寺で生まれ育ったけれど、住職として足を踏み入れた”坊さんワールド”は想像以上に奥深いものだった!
初めて見る坊さん専用グッズや、個性豊かな僧侶との出会いにワクワクしたり、檀家の人たちとの関係に悩んだり。お葬式や結婚式で人々の人生の節目を見守るのはもちろん、地域の”顔”としての役割もある。職業柄、人の生死
に立ち合うことで”生きるとは何か?死ぬとは何か?”と考えたりもする。坊さんとしての道を歩み始めたばかりの光円に何ができるのか。何が伝えられるのか。光円は試行錯誤を繰り返しながら、人としても成長していく……。