INTRODUCTION
ダークな世界観と過激なバイオレンス描写が人気の小幡文生による同名コミックを、竜星涼主演、「探偵はBARにいる」シリーズの橋本一監督のメガホン、「凶悪」の高橋泉の脚本で実写映画化。

主人公ドラ役を「orange オレンジ」、特撮ドラマ「獣電戦隊キョウリュウジャー」の竜星が演じ、回収屋の一員役として、須賀健太、日南響子が脇を固める。加藤雅也が回収屋を取り仕切る謎の男「シマウマ」役で出演。

STORY
全ては竜夫に来た1通のメールから始まった。
そこに添付されていたのは原型の崩れた仲間の顔と抜き取られた一対のアバラ骨・・・自分達が得体の知れない男に狙われているという事実を知った竜夫は、恋人である彩のもとへ急ぐが、途中で謎の男による一撃を喰らい昏倒してしまう。
暗い倉庫で目を覚ました竜夫の前には“回収屋”の“アカ”と名乗る男がいた。その男から、以前小遣い稼ぎで行なっていた美人局で引っ掛けて大怪我を負わせてしまったヤクザ・北島の依頼で竜夫達を狙い、死よりも辛い絶望を与えることが目的だと聞かされる。
恐怖に震える竜夫を見て愉快そうに笑うアカであったが、ふとしたきっかけにこの竜夫という男が自分にとって浅からぬ因縁を持つ相手だと気付き、回収屋の世界に引き込むことを決める。
そして、アカは竜夫に対して助かる為のある条件を提示する。それは、依頼人であるヤクザを素手で殴り殺すということであった。自分が助かる方法はそれしかないと悟った竜夫は北島を殴り殺した後、深い闇へと堕ちて行った・・・
目を覚ますと傍らには、アカと同じ回収屋を生業としている“キイヌ”という女と吉田という医者がいた。そのキイヌから回収屋の仕事内容と、取り仕切っているのが“シマウマ”であることを聞かされる。
クズの依頼でクズを始末するといった回収屋の生業に惹かれ始める竜夫のもとに謎の男から電話が掛かってくる。電話の主はシマウマ。そして、それを受けた竜夫は回収屋の“ドラ”として生きることを決意する。
しかし、そこは絶対に足を踏み入れてはいけない禁断の領域であることを竜夫はまだ知らなかった・・・