INTRODUCTION
『ハピネス』『ストーリーテリング』などで、様々なタブーに触れながら人生のバカバカしさ、人間の愚かさをブラックユーモアたっぷりに描いてきた、アメリカン・インディペンデント界の鬼才トッド・ソロンズ監督最新作。
アメリカをさまようダックスフントと、冴えない日々をおくる登場人物たちとの交流を描く。
ダニー・デヴィート、エレン・バースティン、ジュリー・デルピーら名優がとんでもない役で出演しているのも要注目。そしてトラウマ級の衝撃ラスト!笑っていいのか分からないが絶対に笑ってしまう、未体験のブラック・コメディが誕生!

STORY
アメリカをさまようダックスフントと、冴えない飼い主たちの交流を、
さらに過激になった描写で描く。

病弱な子どもとその家族(母親はジュリー・デルピー)に引き取られるダックスフントだが、無邪気に問題ばかりをおこし、たちまち多くの人々の手に渡ることになる。ダックスフントが出会うのは、崖っぷちに立たされた映画学校の講師兼脚本家(ダニー・デヴィート)、偏屈なおばあさん(エレン・バースティン)とその孫娘、そして心優しい獣医の助手ドーン・ウィーナー(グレタ・ガーウィグ)たち。
彼らは皆、満たされておらず何かを強く求めているのだが⋯。アメリカ中をあちこちさまよう一匹のダックスフントと、ちょっと変わった人たちがおくる、底抜けに笑える物語。

※ドーン・ウィーナーは、脚本兼監督を務めるトッド・ソロンズの1995年製作のデビュー作『ウェルカム・ドールハウス』に登場するキャラクター!