INTRODUCTION
受け継いだら死ぬ
祖母が遺した“何か”とは?
緻密に張り巡らされた恐怖の罠。
“フィナーレ”まで瞬きさえ許されない。
今年のサンダンス映画祭で「ホラーの常識を覆した最高傑作」「現代ホラーの頂点」と批評家から最高の評価を受け全米を震撼させたホラー映画がついに日本公開。
亡くなった祖母・エレンから忌まわしい“何か”を受け継いでしまった家族を、死よりも残酷な運命と、想像を絶する恐怖が襲う。彼女たちが祖母から受け継いだものは一体・・・?
監督・脚本を務めたのは、本作が長編映画監督デビュー作となるアリ・アスター。スクリーンをよぎる光、真夜中に見る夢、家の壁に描かれた文字・・・天才的な発想と演出で、すべてのシーンがラストへの恐怖の伏線となる計算し尽された脚本と異常なまでの完成度は、ホラー映画の新たな到達点となった。
主演は『シックス・センス』のトニ・コレット。鬼気迫る怪演で来年のオスカー主演女優賞のノミネートが確実視されている。製作は昨年アカデミー賞作品賞に輝いた『ムーンライト』を生み、『レディ・バード』など次々に話題作を発表している最注目の映画スタジオ A24。
STORY
この家族の物語は、あなたの永遠のトラウマになる。
グラハム家の祖母・エレンが亡くなった。娘のアニーは夫・スティーブン、高校生の息子・ピーター、そして人付き合いが苦手な娘・チャーリーと共に家族を亡くした哀しみを乗り越えようとする。自分たちがエレンから忌まわしい“何か”を受け継いでいたことに気づかぬまま・・・。
やがて奇妙な出来事がグラハム家に頻発。不思議な光が部屋を走る、誰かの話し声がする、暗闇に誰かの気配がする・・・。祖母に溺愛されていたチャーリーは、彼女が遺した“何か”を感じているのか、不気味な表情で虚空を見つめ、次第に異常な行動を取り始める。まるで狂ったかのように・・・。
そして最悪な出来事が起こり、一家は修復不能なまでに崩壊。そして想像を絶する恐怖が一家を襲う。
“受け継いだら死ぬ” 祖母が家族に遺したものは一体何なのか?