INTRODUCTION


ドイツ『ニッポン・コネクション』最優秀ドキュメンタリー賞受賞
アメリカ『ジャパン・カッツ』観客賞受賞 ……他多数映画祭など海外からの熱いオファー続々!
ヘルシンキ(フィンランド)では1館から20館の拡⼤公開でロングラン⼤ヒット
世界が喝采!⽇本の⼩学校に驚いた!!
いま、⼩学校を知ることは、未来の⽇本を考えること

本作は2023年の⽇本でのワールドプレミア上映後、ギリシャの『テッサロニキ・ドキュメンタリー映画祭』で2回のプレミア上映が完売、上映後の質疑応答では1時間近くも⽇本の教育制度についての質問が⾶び交った。

さらにドイツ『ニッポン・コネクション』では最優秀ドキュメンタリー賞受賞、ポーランド『ミレニアム・ドックス・アゲインスト・グラビティ映画祭』で上映、アメリカ『ジャパン・カッツ』では観客賞受賞、韓国『EBS国際ドキュメンタリー映画祭』審査員特別賞ほか多数映画祭出品上映で話題を集めている。
そして、教育⼤国であるフィンランド・ヘルシンキでは2024年4⽉に1館から公開されたが地元メディアの⾼評価に後押しされて約20館の拡⼤公開で⼤ヒットを記録。
英国⼈の⽗と⽇本⼈の⺟を持つ⼭崎エマ監督は、公⽴⼩学校を卒業後、アメリカの⼤学へと進学した。ニューヨークに暮らしながら彼⼥は、⾃⾝の“⾃分らしさ”はすべて、⽇本で過ごした⼩学校時代に学んだ“規律と責任”という重要な価値観に由来していることに気づく。

「6歳児は世界のどこでも同じようだけれど、12歳になる頃には、⽇本の⼦どもは“⽇本⼈”になっている。すなわちそれは、⼩学校が鍵になっているということではないか」との思いを強めた彼⼥は、⽇本社会の未来を考える上でも、前代未聞の公⽴⼩学校で映画を撮影。

現場で4,000時間、150⽇、700時間以上の素材を編集し、そこから⾒えてきた、<今、⽇本⼈に伝えたい、⼤事なこと>を捉えている。⽇本の⼩学校では、児童⾃らが学校を運営するためのさまざまな役割を担い、その役割をまっとうすることで、集団⾏動/集団⽣活における規律と責任を⾝につける。教室の掃除や給⾷の配膳などを⼦どもたち⾃⾝が⾏う国は少なく、⽇本式教育「TOKKATSU」特別活動が今、海外で注⽬を集めている。⽇本⼈である私たちが当たり前にやっていることが海外から⾒ると、驚きでいっぱいだった。今、⼩学校を知ることは、未来の⽇本を考えることだと作品は投げかける。