箱男

2024年 全国公開

永瀬正敏 浅野忠信 白本彩奈 AND 佐藤浩市 
渋川清彦 中村優子 川瀬陽太
監督:石井岳龍
原作:安部公房「箱男」(新潮社刊)

脚本:いながききよたか、石井岳龍
製作幹事・配給:ハピネットファントム・スタジオ
製作:映画『箱男』製作委員会
制作プロダクション:コギトワークス
プロデューサー:小西啓介、関友彦
ⓒ2024 The Box Man Film Partners


NEWS

映画「箱男」ジャパンプレミア開催決定!

2024/06/27 18:00 up!

8月23日公開の映画「箱男」のジャパンプレミアの開催が決定いたしました。

みなさまこの機会にぜひご来場ください。

 

📅日時:7月8日(月) 18:30の回 

🎦会場:新宿ピカデリー(新宿区新宿3丁目15-15)

👦登壇者:石井岳龍監督、永瀬正敏さん、浅野忠信さん、佐藤浩市さん、白本彩奈さん

※上映前登壇予定

※登壇者は予告なく変更する場合がございますこと、予めご了承ください。

 

💰チケット料金:通常料金/全席指定(各種割引可)

※ムビチケ利用不可

※各種ご招待券、無料券の使用不可

 

🎫チケット販売

〈WEB〉:新宿ピカデリー 劇場WEBサイトにて

6月29日(土)0:00~(=6月28日(金)24:00~)

 

〈劇場窓口〉:6月29日(土)劇場オープン時

※インターネット販売で完売になった場合は、窓口販売はございませんのでご注意ください。

 

【注意事項】

※内容はすべて予定です。登壇者及び内容は、予告なしに変更になる場合がございます。

※悪天候及び公共交通機関の運行状況により、やむを得ず本イベントを中止させていただく場合がございます。あらかじめご了承ください。

※特別興行の為、各種招待券は、ご使用いただけません。

※全席指定・定員入替制です。

※転売・転用を目的としたご購入は、固くお断り致します。

※いかなる事情が生じましても、ご購入・お引換後の鑑賞券の変更や払い戻しは出来ません。

※いかなる場合においてもイベント中の途中入場はお断りさせて頂きますので、ご了承ください。

※場内でのカメラ(携帯電話を含む)・ビデオによる撮影・録画・録音等は、固くお断り致します。保安上、入場時に手荷物検査を行う場合がございますこと、予めご了承ください。

※車いすをご利用のお客様は車いすスペースでのご鑑賞となります。車いすスペースには限りがありますので、ご利用人数によっては所定のスペース以外でご鑑賞いただく場合がございます。また、イベントの内容やマスコミ取材により、所定のスペースからご移動いただく場合がございます。予めご了承ください。

※当日、マスコミ・メディアの撮影が入る場合がございます。その際、お客様が映像等に映り込む可能性がございますこと、予めご了承ください。

 

ベルリン国際映画祭・シアトル国際映画祭に続きジャパン・カッツにも出品が決定!

2024/06/06 08:30 up!

7月10日(現地時間)よりニューヨークで開催される”北米最大の日本映画祭”、ジャパン・カッツに「箱男」の出品が決定!

 

さらに今回は映画祭側の強い希望により、石井岳龍監督作品「水の中の八月」(1995年)も特別に上映されることが決まり、石井監督は「箱男」「水の中の八月」の両上映日に舞台上に登壇を予定しています。

 

8月23日(金)公開決定! ポスタービジュアル&予告編解禁

2024/06/06 07:36 up!

それは、人間が望む最終形態—

ヒーローか、アンチヒーローか

 

いよいよ本作の日本凱旋公開が8月23日(金)に決定した。

解禁されたポスタービジュアルでは、街中で箱の中に身を隠してひっそりと存在していた箱男が立ち上がり、こちらを凝視している。だがまだ彼の姿は謎に包まれたまま。今回解禁された予告編では、一部ではあるが、箱男が一体どのようなキャラクターなのか垣間見ることができるので、ぜひ味わって欲しい。永瀬正敏演じる「わたし」が箱という鎧をまとい、完全な孤立、完全な匿名性を手に入れて一方的に世界を覗き見、「箱男」になったと豪語する。だがそこへ箱男という存在を乗っ取ろうとするニセ医者(浅野忠信)や軍医(佐藤浩市)、そして謎の女(白本彩奈)までもが現れ、箱男を消し去ろうとする。ついに今、「本物」をめぐる戦いが始まるのだ―。箱男VSニセ箱男、この光景を見ることができるのは、安部公房自身が望んでいた、「箱男」をエンターテインメントとして昇華させた石井岳龍ならではの演出の賜物であり、全貌は映画館で体験してほしい。

箱男はヒーローかアンチヒーローか。小さな箱の中で王国を作り、守られた状態で世界を一方的に覗く姿は、不確実性の中で揺らぎながら、小さな端末(スマホ)を手に持ち、匿名の存在としてSNSで一方的に他者を眼差し、時に攻撃さえもする現代の私たちと「無関係」と言えるだろうか…。そして最も驚くのは、著書が発表された50年前に安部公房は現代社会を予見し、描いていたということだ。『箱男』 ―それは人間が望む最終形態。