光を浴びて、輝しい人生を歩む裏で、打ち明けられない秘密を抱える苦しみをこの映画を通して知りました。
自分の生き方、存在を常に疑い、時には自らに嘘をつき。
でも、1人でも親身になってくれる人がいれば救いになる。
世の中がより理解のある人々と思想に溢れてくれる事を切に思う素敵な作品です。
宮沢氷魚(俳優・モデル)
欲しかったものは、単純でシンプルなもの。
いつもギャーギャーとうるさいのは、私たちのまわりだ。
あなたも、わたしも、選ばれてここにいる。
孤独、偽り、変化
全部受けいれて、それでも生きていきたい。
松本穂香(女優)
人といても世間と繋がっていても埋められない孤独感。
孤独が結んだ2人の手紙。それはなにより確かな繋がり。
この映画が、ぼく宛の手紙でした。
きっとあなたのポストにも。
大東駿介(俳優)
なんて繊細で美しい物語だろう…
ナタリー・ポートマンはじめ、女優陣全ての演技が本当に素敵だ!
心に深く深く染み入ってくる…
監督への信頼から生まれる美しき演技…。
そして、グザヴィエ監督の選曲の素晴らしさにも鳥肌が立った…
是非ともスクリーンで観とどけて欲しい。
竹中直人(俳優・映画監督)
友情に限度は無い、どんな人でも誰かの人生に影響を与えることができる。
今作はドランなりの『自分なんて意味ない』と思ってる人達に向けてのメッセージかもしれない。
栗原類(俳優)
この希望は手放しのものではなく、
そこにはちゃんと悲しみや苦しみが寄り添っている。
だからドラン監督が描く希望は特別で、強く励まされる。
すべての表情と言葉が素晴らしくて、すべてのシーンが繊細で丁寧で、これまでのドラン監督作品からの流れも感じられる、集大成のような存在感。また大切な作品が増えてしまった。
そして改めて、ドラン監督と同じ時代に生きられて、新作をリアルタイムで追い続けられる幸せを噛みしめています。
鈴木杏(女優)
トップスターになっても、結局は1人の人間。そして人間は1人で生きて行けないもの。
母親の愛とはいかに偉大であろうか!
瀧川鯉斗(落語家)
哀しくも温かい気持ちになる。
母と息子の関係性の描写がとても好き。
スターと少年の関係性も素晴らしい。
年齢や関係性に囚われることなく、人と人との素晴らしい繋がりを感じさせてくれる作品でした。
比留川游(モデル)
仕事や日々の生活に追われて、ふと立ち止まると感じる孤独感。表向きの顔の裏に居る本当の私を誰も知らない。
この作品ではテレビの大スターの孤独が描かれていますが、誰もが抱えるもの。生まれながらにして抱えて来た他者との違い、複雑な家庭環境、よくある設定だけど、意外と身近なモノ。
この映画を観た後に、気が付かないフリをしていたものと真摯に向き合えた私がいました。
あわつまい(女優・モデル)
心が隅々まで散りばめられている美しい映像に魅せられてしまう。言葉でのやりとりに対して静かに強烈に漂う感覚。
それぞれの様々な死と生の集合体のような、見る人によって何を思うかが変わる作品である気がする。
残しておきたい心の不可侵な領域を、遠く侵されない人だからこそひっそりと打ち明けたい気持ちは、どこか誰にでもあるものなのではないだろうか。
人生においての旅や優しい逃避のように。
武居詩織(モデル)
この映画は、幼き日のドランから今のドランへのラブレターであり、行き止まりを生きる全ての孤独な魂への応援歌だ
中川龍太郎(映画監督)