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スターと少年。決して会うことのないふたりの 秘密の文通 に綴られた真実。

INTRODUCTION

すべてが明らかになった時、胸が熱くなる。

豪華キャストの最高峰の演技×圧倒的な映像美
ドラン自身が集大成と語る、“人生の真実”を描いた愛の物語

2009年。19歳の才能に世界は一瞬で魂を奪われた。その後『Mommy/マミー』でカンヌ国際映画祭審査委員賞を受賞し、前作『たかが世界の終わり』でカンヌ国際映画祭グランプリに輝いた。そして今、グザヴィエ ・ドラン初英語監督作品を誕生させた。着想から10年の時を経て挑んだ本作は、8歳だったドランが当時『タイタニック』に出ていたレオナルド・ディカプリオにファンレターを書いたという自身の思い出をヒントに描かれる、スターと少年の物語だ。幼少期のドラン自身がモデルになった少年ルパートには、『ルーム』で絶賛された天才子役ジェイコブ・トレンブレイ。彼が憧れる俳優ジョンに、TVシリーズ「ゲーム・オブ・スローンズ」のキット・ハリントン。脇を固めるのはナタリー・ポートマン、スーザン・サランドン、キャシー・ベイツら豪華オスカー女優たち。さらにアデル、ザ・ヴァーヴの音楽、ほとばしる感情に揺れる映像で、美しきスターの光と影に迫る。デビューから一貫して描き続けてきた「母と息子」というテーマにおける集大成だと監督自身が語る最新作が遂に幕を上げる。

STORY

2006年、ニューヨーク。人気俳優のジョン・F・ドノヴァン(キット・ハリントン)が29歳の若さでこの世を去った。
自殺か事故か、あるいは事件か。謎の真相の鍵を握るのは、一人の少年だった。
それから10年の歳月が過ぎ、ドノヴァンと当時11歳の少年だったルパート・ターナー(ジェイコブ・トレンブイ)の“秘密の文通”が
一冊の本として出版される。今では注目の新進俳優となったルパートが、100通以上の手紙の公開に踏み切ったのだ。
さらにルパートは、著名なジャーナリストの取材を受け、すべてを明かすと宣言するのだが──。

STAFF

監督/脚本/編集/プロデューサー グザヴィエ・ドラン Xavier Dolan

1989年、カナダ・ケベック州出身。監督、脚本家、編集者。幼少期より映画やテレビ番組に出演する子役出身の俳優でもある。自身が19歳の時に監督、主演、脚本、プロデュースをした半自叙伝的なデビュー作『マイ・マザー』で国際的に高い評価を得る。その後『わたしはロランス』がトロント国際映画祭で最優秀カナダ映画賞受賞、カンヌ国際映画祭ある視点部門女優賞とクィア・パルム賞を受賞。『Mommy/マミー』で、カンヌ国際映画祭審査員賞受賞、カナダ・スクリーン・アワードで最優秀作品賞を含む9部門を受賞。前作『たかが世界の終わり』は、カンヌ国際映画祭グランプリはじめ、セザール賞最優秀監督賞と最優秀編集賞など多くの映画賞を受賞。映画の監督以外では、本作のオープニング曲を担当したシンガーソングライター・アデルのミュージックビデオを手掛け、カナダのグラミー賞に値するジュノー賞で年間最優秀賞に輝いた。次回作は、愛と友情の狭間で揺れる二人の青年のラブストーリー『Matthias & Maxime(原題)』(20年日本公開予定/ファントム・フィルム配給)。自身も主人公の青年の一人を演じる。

【これまでの監督作品】
2009年『マイ・マザー』【監督・脚本・出演】
2010年『胸騒ぎの恋人』【監督・脚本・編集・出演】
2012年『わたしはロランス』【監督・脚本・衣装・編集】
2013年『トム・アット・ザ・ファーム』【監督・脚本・衣装・編集・出演】
2014年『Mommy/マミー』【監督・脚本・衣装デザイン・編集・出演】
2015年 MV「Hello」(アデル)【監督・編集】
2016年『たかが世界の終わり』【監督・脚本・編集】

僕を知るのは、この世界にただ一人。君だけ――。