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第81回ヴェネチア国際映画祭 最優秀女優賞 受賞(ニコール・キッドマン)

ニコール・キッドマン

Baygirl ベイビーガール

監督/脚本:ハリナ・ライン、キャスト:ニコール・キッドマン、ハリス・ディキンソン、アントニオ・バンデラス、ソフィー・ワイルド、配給:ハピネットファントム・スタジオ、©2024 MISS GABLER RIGHTS LLC. ALL RIGHTS RESERVED.
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INTRODUCTION
映画界の最前線を駆け抜けるスタジオA24とオスカー俳優がまさかの企画で手を組んだ。完璧なCEOが若きインターンに欲望を嗅ぎ分けられ、力関係が逆転、次第に深みにはまっていく様をスリリングに描いた “最高に挑発的!”(TIME)な1本が、日本を熱く高ぶらせる。
愛する夫と子供、キャリアと名声、すべてを兼ね備えながらも、満たされない渇きを抱える主人公のロミーを演じるのはニコール・キッドマン。「役者として、人として、すべてをさらけ出した」と告白する圧巻の演技を披露し、ヴェネチア国際映画祭で最優秀女優賞を獲得。共演は、インターンの立場からCEOを誘惑するサミュエルに、『逆転のトライアングル』のハリス・ディキンソン。ロミーの夫のジェイコブに、『ペイン・アンド・グローリー』で数々の栄えある賞を受賞したアントニオ・バンデラス。監督は俳優としても活躍し、ニコールにあて書きした脚本でその稀有なる才能を開花させたハリナ・ライン。
戸惑いと葛藤に激しく揺さぶられながらも、いつしかサミュエルとの刺激的な駆け引きに溺れていくロミー。ユーモアとロマンティックが交錯する綱渡りの果てに、ロミーは自身のすべてを肯定し、解き放つことができるのか?
STORY
NYでCEOとして、大成功を収めるロミー。舞台演出家の優しい夫ジェイコブと子供たちと、誰もが憧れる暮らしを送っていた。ある時、ロミーは一人のインターンから目が離せなくなる。彼の名はサミュエル、ロミーの中に眠る欲望を見抜き、きわどい挑発を仕掛けてくるのだ。行き過ぎた駆け引きをやめさせるためにサミュエルに会いに行くが、逆に主導権を握られてしまい… 
CAST
ニコール・キッドマン
1967年、アメリカ、ハワイ州生まれ。『ムーラン・ルージュ』(01)でアカデミー賞®にノミネートされ、スティーヴン・ダルドリー監督の『めぐりあう時間たち 』(02)でアカデミー賞®とゴールデングローブ賞、英国アカデミー賞の最優秀主演女優賞に輝き、世界最高峰の俳優としてリスペクトされる。その後も、『ラビット・ホール』(10)、『LION/ライオン ~25年目のただいま~』(16)、『愛すべき夫妻の秘密』(21)でアカデミー賞®にノミネートされる。2017年には、カンヌ国際映画祭で記念賞を受賞する。その他の出演作に、『誘う女』(95)、『アイズ ワイド シャット』(99)、『アザーズ』(01)、『ドッグヴィル』(03)、『記憶の棘』(04)、『聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア』(17)、『ストレイ・ドッグ』(18)、『ある少年の告白』(18)、『ノースマン 導かれし復讐者』(21)などがある。
ハリス・ディキンソン
1996年、イギリス生まれ。スクリーン・デビュー作『ブルックリンの片隅で』(17)で、インディペンデント・スピリット賞、ゴッサム賞にノミネートされ、一躍脚光を浴びる。さらに、カンヌ国際映画祭でパルム・ドールに輝いた『逆転のトライアングル』(22)で世界的にその名を知られる。その他の出演作に、『マレフィセント2』(19)、マシュー・ヴォーン監督の『キングスマン:ファースト・エージェント』(20)、『スーヴェニア -私たちが愛した時間、後に-』(21)、『ザリガニの鳴くところ』(22)、『ウエスト・エンド殺人事件』(22)、「マーダー・イン・ザ・ワールドエンド」(23)、『アイアンクロー』(23)、『SCRAPPER/スクラッパー』(23) 、『ブリッツ ロンドン大空襲』(24)などがある。
ソフィー・ワイルド
1998年、オーストラリア、シドニー生まれ。2019 年にオーストラリア国立演劇学院(NIDA)を卒業し、シドニー・オペラハウスで「ハムレット」のオフィーリア役で舞台デビューを果たす。その後、“2023年最も恐ろしいホラー映画”と評されA24の年間最高興行収入を記録した『TALK TO ME トーク・トゥ・ミー』で主演を務め、オーストラリア映画テレビ芸術アカデミー賞最優秀主演女優賞を受賞し、英国アカデミー賞ライジング・スター賞にノミネートされ、一躍人気と注目を集める。その他の出演作に、「エデン:8つの真実」(21)、「ユー・ドント・ノウ・ミー」(21)、「エブリシング・ナウ!」(23)、「少年は世界をのみこむ」(24)などがある。
アントニオ・バンデラス
1960年、スペイン、マラガ生まれ。『アタメ』(89)などのペドロ・アルモドバル監督作品で評価されハリウッドに進出し、『デスペラード』(95) 、『マスク・オブ・ゾロ』(98)、『スパイキッズ』(01)などアクション映画の主演で幅広い人気を獲得する。その後も、『チリ33人 希望の軌跡』(15)などの感動作から、『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』(23)などのエンターテインメント大作まで様々な作品に出演する。アルモドバル監督の自伝的ドラマ『ペイン・アンド・グローリー』(19)でアカデミー賞®とゴールデングローブ賞にノミネートされ、カンヌ国際映画祭とゴヤ賞の最優秀男優賞を受賞。2005年には、ハリウッド・ウォーク・オブ・フェイムの星にその名が刻まれ、今や映画界を代表する国際的な俳優の一人。
CREW
ハリナ・ライン
監督/脚本/プロデューサー
1975年、オランダ生まれ。ヴィジョナリーな監督、プロデューサー、俳優、脚本家であり、限界を押し広げる破壊的で挑発的な物語を創り出す才能で知られている。監督デビュー作『Instinct(原題)』(19)は、ロカルノ国際映画祭でプレミア上映され、ヨーロッパ映画賞最優秀新人賞にノミネートされ、アカデミー賞®最優秀国際長編映画賞へのオランダ代表作品となる。続くA24製作の『BODIES BODIES BODIES/ボディーズ・ボディーズ・ボディーズ』(22)はSXSWでワールドプレミア上映され、フィルム・インディペンデント・スピリット賞最優秀監督賞にノミネートされる。俳優としては、ポール・ヴァーホーヴェン監督の『ブラックブック』(06)、トム・クルーズと共演した『ワルキューレ』(08)に出演している。
  • デビッド・ヒノホサ
    プロデューサー
    キラーフィルムズ在籍中、『アリスのままで』(14)や『キャロル』(15)を手掛ける。その後、A24との戦略的提携により設立された、作家志向の映画製作者に投資する2AMの共同創立者兼製作責任者となり、ハリナ・ライン監督の『BODIES BODIES BODIES/ボディーズ・ボディーズ・ボディーズ』(22)を製作する。さらに、ゴッサム賞とインディペンデント・スピリット賞で最優秀長編作品賞を含む数々の賞を獲得した『パスト ライブス/再会 』(23)の製作で、アカデミー賞®作品賞、脚本賞2部門、英国アカデミー賞、ゴールデングローブ賞、全米製作者組合賞(PGA賞)にノミネートされる。その他のプロデュース作品に、『トッド・ソロンズの子犬物語』(15)、『ポップスター』(18)、『Zola ゾラ』(21)などがある。
    ジュリア・オー
    プロデューサー
    2AMの映画・TVプロデューサー。ロンドンのFilm4から2AMに転籍した。同会社では、シニア コミッショニング エグゼクティブを務めていた。プロデューサーおよびエグゼクティブ プロデューサーとしての経歴には、『アメリカン・ハニー』(16)、『Rocks/ロックス』(19)、『リンボー』(20)、『静かなる侵蝕』(21)、ベネディクト・カンバーバッチ主演の『ルイス・ウェイン 生涯愛した妻とネコ』(21)、『帰らない日曜日』(21)などがある。
  • ヤスパー・ウォルフ
    撮影監督
    オランダの撮影監督。繊細で感情に訴える映像だと高く評価され、監督のヴィジョンに適応し、映画のヴィジュアルアイデンティティに役立っていると称えられている。ハリナ・ライン監督とは、『Instinct(原題)』(19)、『BODIES BODIES BODIES/ボディーズ・ボディーズ・ボディーズ』(22)でタッグを組む。その他の作品には、『はじめて馬に乗った日』(07)、『MONOS 猿と呼ばれし者たち』(19)などがある。
    スティーヴン・カーター
    プロダクションデザイン
    ニューヨーク大学ティッシュ校で演劇の演技、演出、デザインを学び演劇の学位を取得する。TVシリーズ「メディア王 ~華麗なる一族~」(18~23)でエミー賞に3回ノミネートされ、美術監督組合賞を受賞する。また、『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』(14)でも美術監督組合賞を獲得する。その他の作品に、『キル・ユア・ダーリン』(13)、『靴職人と魔法のミシン』(14)、『スポットライト 世紀のスクープ』(15)、『ボストン ストロング ~ダメな僕だから英雄になれた~』(17)、『ある女流作家の罪と罰』(18)などがある。さらに、2005年から2012年にかけて、トリノ、北京、バンクーバー、ロンドンでボブ・コスタと共にNBCのオリンピック中継のスタジオをデザインしている。
  • マシュー・ハンナム
    編集
    カナダの映画及びTVの編集者。『スイス・アーミー・マン 』(16)でインディペンデント・スピリット賞の最優秀編集賞にノミネートされる。その他の主な作品に、『シャッターディストリクト』(07)、『アンチヴァイラル』(12)、『複製された男』(13)、『スイッチ・オフ』(15)、『イット・カムズ・アット・ナイト』(17)、『ワイルドライフ』(18)、『ポップスター』(18)、『不都合な理想の夫婦』(19)、ノア・バームバック監督の『ホワイト・ノイズ』(22)、ショーン・ダーキン監督の『アイアンクロー』(23)などがある。
    カート・アンド・バート
    衣装デザイン
    美術学校での出会いをきっかけに、衣装デザインのチームを組む。主な作品に、ジョン・キャメロン・ミッチェル監督 の『ショートバス』(06)、『ファーナス/訣別の朝』(13)、ロンドン批評家協会賞、国際オンラインシネマ賞にノミネートされたパク・チャヌク監督の『イノセント・ガーデン』(13)、ジャン=マルク・ヴァレ監督の『ダラス・バイヤーズクラブ』(13)、衣装デザイナー組合賞にノミネートされた『ハンガー・ゲーム FINAL: レジスタンス』(14)と『ハンガー・ゲーム FINAL: レボリューション』(15)、『ゴースト・イン・ザ・シェル』(17)、『デッドプール2』(18)、「ファウンデーション」(21)、『ブラックアダム』(22)などがある。
  • クリストバル・タピア・デ・ヴィーア
    音楽
    作曲家兼マルチ楽器奏者。クラシック音楽の訓練と独創的な作曲センスで映画音楽に新たな次元を開き、象徴的な地位を獲得した。TVシリーズ「ホワイト・ロータス/諸事情だらけのリゾートホテル 」(21~25)でエミー賞を3度受賞する。その他の主な作品には、「ブラック・ミラ」(11~)、「Utopia -ユートピア-」(13~14)、『ディストピア パンドラの少女』(16)、『SMILE/スマイル』(22)などがある。
デビッド・ヒノホサ
プロデューサー
キラーフィルムズ在籍中、『アリスのままで』(14)や『キャロル』(15)を手掛ける。その後、A24との戦略的提携により設立された、作家志向の映画製作者に投資する2AMの共同創立者兼製作責任者となり、ハリナ・ライン監督の『BODIES BODIES BODIES/ボディーズ・ボディーズ・ボディーズ』(22)を製作する。さらに、ゴッサム賞とインディペンデント・スピリット賞で最優秀長編作品賞を含む数々の賞を獲得した『パスト ライブス/再会 』(23)の製作で、アカデミー賞🄬作品賞、脚本賞2部門、英国アカデミー賞、ゴールデングローブ賞、全米製作者組合賞(PGA賞)にノミネートされる。その他のプロデュース作品に、『トッド・ソロンズの子犬物語』(15)、『ポップスター』(18)、『Zola ゾラ』(21)などがある。
ジュリア・オー
プロデューサー
2AMの映画・TVプロデューサー。ロンドンのFilm4から2AMに転籍した。同会社では、シニア コミッショニング エグゼクティブを務めていた。プロデューサーおよびエグゼクティブ プロデューサーとしての経歴には、『アメリカン・ハニー』(16)、『Rocks/ロックス』(19)、『リンボー』(20)、『静かなる侵蝕』(21)、ベネディクト・カンバーバッチ主演の『ルイス・ウェイン 生涯愛した妻とネコ』(21)、『帰らない日曜日』(21)などがある。
ヤスパー・ウォルフ
撮影監督
オランダの撮影監督。繊細で感情に訴える映像だと高く評価され、監督のヴィジョンに適応し、映画のヴィジュアルアイデンティティに役立っていると称えられている。ハリナ・ライン監督とは、『Instinct(原題)』(19)、『BODIES BODIES BODIES/ボディーズ・ボディーズ・ボディーズ』(22)でタッグを組む。その他の作品には、『はじめて馬に乗った日』(07)、『MONOS 猿と呼ばれし者たち』(19)などがある。
スティーヴン・カーター
プロダクションデザイン
ニューヨーク大学ティッシュ校で演劇の演技、演出、デザインを学び演劇の学位を取得する。TVシリーズ「メディア王 ~華麗なる一族~」(18~23)でエミー賞に3回ノミネートされ、美術監督組合賞を受賞する。また、『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』(14)でも美術監督組合賞を獲得する。その他の作品に、『キル・ユア・ダーリン』(13)、『靴職人と魔法のミシン』(14)、『スポットライト 世紀のスクープ』(15)、『ボストン ストロング ~ダメな僕だから英雄になれた~』(17)、『ある女流作家の罪と罰』(18)などがある。さらに、2005年から2012年にかけて、トリノ、北京、バンクーバー、ロンドンでボブ・コスタと共にNBCのオリンピック中継のスタジオをデザインしている。
マシュー・ハンナム
編集
カナダの映画及びTVの編集者。『スイス・アーミー・マン 』(16)でインディペンデント・スピリット賞の最優秀編集賞にノミネートされる。その他の主な作品に、『シャッターディストリクト』(07)、『アンチヴァイラル』(12)、『複製された男』(13)、『スイッチ・オフ』(15)、『イット・カムズ・アット・ナイト』(17)、『ワイルドライフ』(18)、『ポップスター』(18)、『不都合な理想の夫婦』(19)、ノア・バームバック監督の『ホワイト・ノイズ』(22)、ショーン・ダーキン監督の『アイアンクロー』(23)などがある。
カート・アンド・バート
衣装デザイン
美術学校での出会いをきっかけに、衣装デザインのチームを組む。主な作品に、ジョン・キャメロン・ミッチェル監督 の『ショートバス』(06)、『ファーナス/訣別の朝』(13)、ロンドン批評家協会賞、国際オンラインシネマ賞にノミネートされたパク・チャヌク監督の『イノセント・ガーデン』(13)、ジャン=マルク・ヴァレ監督の『ダラス・バイヤーズクラブ』(13)、衣装デザイナー組合賞にノミネートされた『ハンガー・ゲーム FINAL: レジスタンス』(14)と『ハンガー・ゲーム FINAL: レボリューション』(15)、『ゴースト・イン・ザ・シェル』(17)、『デッドプール2』(18)、「ファウンデーション」(21)、『ブラックアダム』(22)などがある。
クリストバル・タピア・デ・ヴィーア
音楽
作曲家兼マルチ楽器奏者。クラシック音楽の訓練と独創的な作曲センスで映画音楽に新たな次元を開き、象徴的な地位を獲得した。TVシリーズ「ホワイト・ロータス/諸事情だらけのリゾートホテル 」(21~25)でエミー賞を3度受賞する。その他の主な作品には、「ブラック・ミラ」(11~)、「Utopia -ユートピア-」(13~14)、『ディストピア パンドラの少女』(16)、『SMILE/スマイル』(22)などがある。