INTRODUCTION
ある日、主人公のアソコに入面瘡ができるという奇想天外な設定で始まる本作品の原作は、「ツ・イ・ラ・ク」「ハルカ・エイティ」など直木賞候補になること4回を数える人気小説家・姫野カオルコの傑作同名小説。更に本作は姫野カオルコ初の映像化となる記念すべき作品となった。とにかくアソコの描写が頻繁に登場するだけに映像化は100%
無理だろうと言われた原作を新鋭・吉田良子監督が果敢に挑戦。主演はグラビアアイドルで頂点を極め、女優として活躍の場を広げる岩佐真悠子。とてつもない難役をフルヌードも辞さず演じ切り”女優魂”を見せつけた。そして「あまちゃん」で一世を風靡したことが記憶に新しい大友良英が音楽を担当。様々な個性がぶつかり合い生み出された本作は、過激でありながらどこかピュアな世界観で、あなたに性と愛の本質とは何かを問いかけます!

STORY
天涯孤独でずっと修道院生活育ちの汚れなき乙女、フランチェス子。
社会に出てもどうして男女は付き合うのか、セックスをするのかという疑問に日々真剣にぶつかり悶々とする毎日。
そんなある日、彼女のオ××コに突然、人面瘡ができる。
しかもその人面瘡は、「お前はダメな女だ!」と主人である彼女を
日々罵倒する相当にひねくれた人格の持ち主。
そんな彼女は人面瘡を”古賀さん”と名付け、罵詈雑言を浴びながらもけなげに共同生活を送る決心をするのだが⋯。