INTRODUCTION
ロッテントマト99%の高評価!! 世界各国で絶賛の嵐!!

第61回カンヌ国際映画祭でパルムドールを受賞した『パリ20区、僕たちのクラス』の脚本・編集を担当し、監督作『イースタン・ボーイズ』では第70回ヴェネチア国際映画祭 オリゾンティ部門の最高賞を受賞したロバン・カンビヨ監督の長編第3作。本作は、第70回カンヌ国際映画祭でグランプリと国際映画批評家連盟賞をダブル受賞。カンヌ国際映画祭を覆った興奮はそのままフランス国内はもとより世界各国にも伝染し、各地で称賛の嵐に包まれ、アメリカの映画批評家協会賞など世界の映画賞でもノミネート、受賞が続いている。

本作は実話をベースに、ACT UPのメンバーだった監督自身の経験を交え、映画化。1990年代初頭のパリ。エイズの治療は発展途上で、誤った知識や偏見をもたれてた時代、エイズ患者やHIV感染者への差別や不当な扱いに抗議し、政府や製薬会社などへ変革を求めた実在の団体「ACT UP Paris」の活動を通して、若者たちが命を懸けて闘った姿を描く。生と死、理想と現実の狭間で揺れ動きながらも、強く生きる若者たちの生き生きとした表情や全身からほとばしるエネルギーがスクリーンに刻み込まれ、観る者の鼓動は高鳴り、魂を激しく揺さぶられる。