顔を捨てた男

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映画について
顔に極端な変形を持つ、俳優志望のエドワード。
隣人で劇作家を目指すイングリッドに惹かれながらも、自分の気持ちを閉じ込めて生きる彼はある日、
外見を劇的に変える過激な治療を受け、念願の“新しい顔”を手に入れる。
過去を捨て、別人として順風満帆な人生を歩み出した矢先、
目の前に現れたのは、かつての自分の「顔」に似たカリスマ性のある男オズワルドだった。
その出会いによって、エドワードの運命は想像もつかない方向へと猛烈に逆転していく───。
数々の独創的な作品で映画史を塗り替えてきたA24が、気鋭アーロン・シンバーグ監督の才能に惚れ込み、初のタッグで誰も観たことのない衝撃の異色作を完成させた。主演は『アベンジャーズ』シリーズ、『アプレンティス:ドナルド・トランプの創り方』のセバスチャン・スタン。本作では、アカデミー賞®にもノミネートされた特殊メイクを施し、容姿が変わっていく主人公の複雑な心情を熱演。見事、ベルリン国際映画祭、ゴールデングローブ賞で主演俳優賞に輝いた。共演には『わたしは最悪。』のレナーテ・レインスヴェ、『アンダー・ザ・スキン 種の捕食』アダム・ピアソンら実力派が集結。撮影は全編16mmフィルムで行われた。
顔が変われば、なりたい自分になれるのか──?「ルッキズム(外見至上主義)」をブラックなユーモアを効かせながら痛烈に風刺した本作は高い口コミを呼び、全米では4館からスタートした上映が265館にまで拡大。各国の映画祭でも受賞を重ね、観る者を驚きと興奮の渦に巻き込んだ。ありのままの自分を置き去りにし、誰もが「理想の自分」を演じて生きる現代に突きつける、究極の不条理劇が誕生した。
CAST
キャスト
エドワード
セバスチャン・スタン
SEBASTIAN STAN
1982年8月13日生まれ、ルーマニア出身。(現在アメリカ合衆国に帰化)。2003年に俳優デビュー後、ドラマ「ゴシップガール」(07~11)に出演し人気を博す。映画『ブラック・スワン』(10)、『オデッセイ』(15) 、『アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル』(17) などに出演。マーベル・スタジオ作品『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』(11)でウィンター・ソルジャー/バッキー・バーンズ役に抜擢され、以降、同シリーズ7本に出演。『アプレンティス:ドナルド・トランプの創り方』 (24)では第97回アカデミー賞主演男優賞ノミネート。待機作に『サンダーボルツ*』(25)などがある。
イングリッド
レナーテ・レインスヴェ
Renate Reinsve
1987年11月24日生まれ、ノルウェー出身。ヨアキム・トリアー監督作『オスロ、8月31日』(11)で映画初出演。同監督と再びタッグを組んだ『わたしは最悪。』(21)で主演を務め、カンヌ国際映画祭の女優賞を受賞。主な作品に主演作『アンデッド/愛しき者の不在』(24)、 Apple TV+製作ドラマ「推定無罪」 など。また、待機作に第74回ベルリン国際映画祭コンペティション部門に出品された「Another End(原題)」(24)、第97回アカデミー賞にノルウェー代表として選出された主演作「Armand(原題)」(24)などがある。
オズワルド
アダム・ピアソン
Adam Pearson
1985年1月6日生まれ、イギリス出身。神経線維腫症1型の当事者として、障害者の権利向上に取り組む活動家として活躍し、BBC制作のドキュメンタリー番組にも多数出演、司会も務めた。一方、俳優としても才能を発揮し、映画『アンダー・ザ・スキン 種の捕食』(13)に出演。アーロン・シンバーグ監督長編2作目「Chained For Life(原題)」(18)では主演を務め、高い評価を受けた。その他TEDxを含む講演活動や「The Prince‘s Trust」のアンバサダーも務め、英国で最も影響力のある障害者のリスト 「ショー・トラスト・パワー100リスト2020」 に選出された。
DIRECTOR
監督
監督・脚本
アーロン・シンバーグ
Aaron Schimberg
米イリノイ州出身の映画監督、脚本家。ニューヨークを拠点に活動。両唇口蓋裂の矯正治療を受けた経験にインスピレーションを得て、外見やアイデンティティをテーマにした独創的な世界観の作品を発表。 長編2作目「Chained for Life(原題)」(18)ではアダム・ピアソンを主演に抜擢し話題を呼んだ。長編3作目となる『顔を捨てた男』(23) では、主演のセバスチャン・スタンをベルリン国際映画祭、ゴールデングローブ賞の最優秀俳優賞に導いたほか、シッチェス・カタロニア国際映画祭で最優秀脚本賞受賞、ゴッサム・フィルム・アワードでは最優秀作品賞を受賞した。
REVIEW
レビュー
デヴィッド・リンチを彷彿とさせる
Awards Radar
★★★★★ 予測不能な展開
Daily Telegraph
価値観を覆す傑作
IndieWire
セバスチャン・スタン史上、
最高の演技
The Daily Beast
アイデンティティを
痛烈に問う映画
The Hollywood Reporter
監督は、目がくらむほどの鋭い洞察力と豊かな表現で、深遠な問いを投げかける
Variety